2024年4月20日土曜日

根室市役所の新庁舎 内覧会・エントランスホールの壁面装飾の除幕式

2024年4月20日

5月7日からの供用開始を前に、根室市役所の新庁舎の内覧会が開催されました

敷地面積11950.98㎡
延床面積6975.94㎡
鉄筋コンクリート造およびプレストレストコンクリート造、地上4階、地下1階の建物で、待望のエレベーターが2機設置されました


1階のエントランスホールには、根室出身の銅版画家である池田良二氏が制作した壁面装飾が掲げられています

総合案内、上部には200インチサイズの大型ディスプレイが設置される予定、下のモニターには行事予定等案内が映される
開設当初は総合案内に人員を配置する予定だが、必要が無くなれば撤去して、別なコーナーにする構想もあるそうです

1階の防災ギャラリー(ふるさとギャラリー)は休憩スペースのほか、期日前投票や臨時の窓口として開設、災害時には一時避難場所としても活用される



4階の市民交流サロンでは根室港側の市街地が眺望できる
食堂は61席



議場はコンパクトになり、窓も設置された
フルフラットのバリアフリー仕様
机などは可動式で広いスペースとしても利用できる
傍聴席は車いすフロアや難聴者用のイヤホンジャックが設置された




防災備蓄倉庫や3階は災害対策本部の会議室や災害対策室など防災拠点としての設備が集約されている


多目的トイレにはユニバーサルシートが設置されている
女性用トイレにはパウダーコーナーも設置




各フロアの窓口
案内表示は大きく見やすくなっていると思う
2階の健康相談室には、小上がりのようなふれあいルームも併設され、ここで乳幼児健診を実施することを想定している


地階のボイラーなど機械室。
非常用発電機は、地下に1万リットルの重油タンクを併設し、停電時には市役所の消費電力を30%程度に抑えて稼働させて約3日間維持することが出来る
エントランスホールの壁面装飾の除幕式の様子



吹き抜けの玄関に入ってすぐに目を引く銅版と銅の半球や円柱で形作られた巨大なアートは「母なる大地 聲の輝き」というタイトルです。
制作者の銅版画家、池田良二氏の解説によると「サステナビリティ(持続可能性)、「連帯」「活気」という3つのテーマを表しています。
パブリックアートとして様々な意味が込められた作品とのことで、その説明版も新庁舎内に掲げられています。
この壁面装飾を寄贈した大地みらい信用金庫の遠藤理事長は除幕式で
「建物は時代の生き証人であり、地域の思いを寄せる拠点として、力を出し合って困難も共に乗り切っていきたい」
と挨拶の言葉を述べておられました。

2024年2月28日水曜日

2024年 根室市議会 2月定例月議会 代表質問・一般質問の項目

2024年根室市議会2月定例月議会で行われる、日本共産党根室市議会議員団の代表質問・一般質問の項目は以下の通りです

3月7日(木)代表質問 橋本 竜一

1.地域社会におけるジェンダー平等の実現に向けて
(1)男女平等参画計画の成果と今後の課題について
(2)学校教育・社会教育における取り組み状況について
(3)パートナーシップ制度の検討状況について

2.市内の人材確保対策について
(1)市職員の体制確保について
 ① 新年度からの体制について
 ② 会計年度任用職員の処遇改善について
(2)雇用対策の推進について

3.市民との協働について
(1) 根室市立学校適正配置計画(案)について
 ① これまでの義務教育学校の評価と検証について
 ② 北斗小学校の移転、併置化にあたって
(2) 地域医療・市立根室病院の経営強化プランの実践に向けて
(3) 新たな社会教育計画の策定に関して

4.領土問題について
(1)隣接地域振興対策について
 ① 地域財源の確保対策の状況について
 ② 領土問題に関する啓発施設の整備・充実について

5.福祉、子育て支援について
(1)子ども・子育て支援事業計画と市町村こども計画の策定について
 ① 策定に向けた考え方について
 ② 貧困等の様々な困難を抱える子ども達の現状把握と対策について
 ③ 子ども達など当事者の参画や意見の反映について
(2)放課後等デイサービスの施設整備について

3月8日(金)一般質問 鈴木 一彦

1.「防災・減災対策の更なる強化」について

2.「非核平和都市宣言のまち」としての取り組みについて

2024年2月20日 根室市漁船員永年勤続者表彰式


2024年2月25日日曜日

2024年 根室市議会 2月定例月議会 日程

2024年根室市議会2月定例月議会の日程は次の通りです
今年も2月27日に開会なので、去年に引き続き「2月定例会議会」という名称です

02月27日(火)10時~ 本会議
 「市政方針」・「教育行政方針」の報告
 補正予算の審議

03月07日(木)10時~ 本会議
 代表質問 4会派( 日本共産党からは、橋本が行う予定です )
  ( 創新 → 日本共産党 → 大地 → 会派 紬 )

03月08日(金)10時~ 本会議
 代表質問 2会派
  ( 市民クラブ → 市政クラブ )
 一般質問 ?人(日本共産党からは、鈴木一彦議員が行う予定です)

03月11日(月)
 10時~ 総務経済常任委員会(橋本が所属)
 14時~ 文教厚生常任委員会(鈴木議員が所属)
 
03月12日(火)10時~ 予算審査特別委員会
 一般会計(議会、総務、消防)
 各事業・特別会計(港湾、流通加工、水道、下水道、農業用水)

03月13日(水)10時~ 予算審査特別委員会
 一般会計(民生、衛生、土木)
 各事業・特別会計(病院)

03月14日(木)10時~ 予算審査特別委員会
 一般会計(労働、農林水産業、商工)
 各事業・特別会計(交通共済、国保、介護保険、後期高齢者医療)

03月15日(金)10時~ 予算審査特別委員会
 一般会計(教育、公債費~予備費、歳入)

03月18日(月)17時~ 本会議
 各議案などの採決
 意見書案の採決



2024年2月14日水曜日

根室市水産研究所・栽培漁業研究センターを視察

2024年2月14日

根室市議会総務経済常任委員会は根室市水産研究所と栽培漁業研究センターで養殖事業の状況を視察しました
昨年夏から市水産研究所で陸上養殖しているサクラマスの水槽。
エサをあげると元気よく飛び跳ねながら食べていました。


根室市では4年前からベニザケの海面養殖の試験を進めており、また2023年度からは新たにトラウトサーモンの海面養殖の試験を実施しました。
根室市議会総務経済常任委員会(足立委員長)は根室市のこれまでの取り組み状況や今後の課題等について、市水産研究所の工藤所長からお話を伺いました。

市内4漁協等で構成する根室市ベニザケ養殖協議会は、これまで海面での養殖が難航していたベニザケを陸上養殖に切り替え、今年度から他の地域でも実績のあるトラウトサーモンの海面養殖を行いました。
昨年5月に花咲港内のいけすに稚魚3000匹を放流しましたが、夏に高水温が続いたため大部分が死に、11月下旬に残った魚はわずか64尾。生存率2%という結果でした。
それでも刺身や寿司で試食したところ、大型のトラウトサーモンに比べて「脂が少ないのも食べやすい」と高評価だったそうです。
 次年度も同じ場所で、同規模の試験が予定されています。ただ昨年の同時期に釧路や落石漁業が行った試験結果を参考に、今度は放流する種苗のサイズを大型化することや、高水温が予想される場合は早めに出荷する等の対策をとっていきたいと説明していました。

トラウトサーモン養殖は道南など他地域では秋から冬に育てて春に出荷するのが一般的ですが、根室半島沿岸では夏場の水温が低い特色を活かして他と時期をずらして出荷できる優位性があるそうです。
近年は養殖でもエサ代など経費が高騰しており、採算をとるために大規模化が必要と言われています。工藤所長は、高知県が行っているサツキマス養殖では大量生産が出来ない代わりに、特別なブランドとして地元のホテル等に高価格で卸している事例を紹介して、地域としての戦略を考えていくことが必要と話します。
またこのトラウトサーモン養殖で得られた知見をベニザケの養殖にも活かしていきたいと、今後の展望を語っていました。
この時期の市栽培漁業研究センターでは、稚ガニや稚ウニの育成をはじめているそうです。
残念ながら、とても小さいので全く見えなかった。

2024年1月31日水曜日

根室市障がい者計画・障がい福祉計画等の素案を公表

根室市は新年度からの障害者施策を総合的・計画に推進することを目的とする「障がい者計画」とサービス量など数値目標等を示した「第7期障がい福祉計画・第3期障がい児福祉計画」の素案を公表しました。
根室市のパブリックコメント 募集期間 2024年1月24日~2月22日

計画期間を6年間に延長
本計画はこれまで3年ごとに見直しされてきましたが、今回から道の計画に合わせて2024年度~2029年度まで6年間の計画期間に延長されました。
なお障がい福祉計画等については2026年度中に中間評価と見直しが行われる予定です。

日常生活の「困りごと」について
計画策定にあたって実施されたアンケート調査結果では、全ての障害区分で「経済的負担の軽減」が望まれる支援策として挙げられています。
前回も同じ結果ですが限られた年金収入のなか物価高騰による影響が強くなっているのではないかと懸念されます。
また外出時では「公共交通の少なさ」や「交通費の支出に困る」という意見も挙げられていました。
その他、市内の相談体制については「気軽に相談できる場や人がいない」や「情報が手に入らない」という意見が引き続き上位を占めています。

近年、根室市でも言語聴覚士の配置や日常生活用具の助成拡充、医療的ケア児者の対応など一定の前進が図られてきました。また老朽化する児童デイサービスや根室すずらん学園の施設整備も動き出しています。

サービス提供体制を維持・確保するための人材育成や施設整備を
一方で市内の相談支援やサービス提供体制はまだ手薄な状況です。
求められるケアが高度化する一方で看護師やリハビリ技師、心理士をはじめとした専門職は不足しています。
障害者の相談を受けサービス等利用計画書を作成する相談支援事業所も市内に1事業所のみです。
本計画には課題解決に向け様々な事業が掲載されていますが、その事業を担う人材がいなければ実現できません。
地域で必要な人材を長期的な観点から育成し、働いている方々を大切にしていくこと。
介護の分野では市と事業所が協議会を設立し対策を始めていますが、障害福祉の分野でも同様の取り組みを具体化させる必要があります。

また施設整備としてグループホームの新たな開設への支援や、老朽化する放課後等デイサービスの施設更新への支援も切実に求められています。



2024年1月29日月曜日

2024年 根室市議会 1月緊急議会

2024年1月29日

根室市議会は1月緊急議会を開会し、ふるさと応援寄付金の寄付者への返礼品贈呈経費の増額や国の総合経済対策による給付金の追加のための補正予算38億3,937万5,000円が可決されました

補正予算の主な内容は以下の通りです
【一般会計 補正予算 第8号】

ふるさと納税推進事業経費 +12億5,000万円
ふるさと応援基金など関連13基金への積立金 +25億円
  • 報償費8億7,500万円は主に返礼品の贈呈経費の増額分です。全国の皆様へ心よりお礼申し上げます。
  • 積立金は2023年度は当初予算額8億円、6月補正17億円、9月補正25億円、12月補正50億円、1月補正25億円を合わせて、計125億円を各基金に積み立てる予算としました
価格高騰重点支援給付金給付事業経費 +8,937万5,000円
  • 2024年度に国は定額減税を実施するにあたって、昨年12月に「新たな経済に向けた給付金・定額減税一体措置」を公表しました
  • 住民税の均等割のみ課税されている世帯に給付金として10万円が支給されます。根室市の独自施策として課税者による扶養がされている世帯にも支給します
  • 住民税非課税世帯と均等割のみ課税世帯に対して、18歳以下の子ども一人あたり5万円が支給されます
  • 12月1日を基準日としますが、年度内に出生した子どもにも同様に支給されます

2024年1月25日木曜日

道東5市の議員研修会で元島民の方が講演

 2024年1月25日

北海道市議会議長会道東支部の議員研修会がニホロで開催され、構成する道東5市の市議会議員のうちオンライン含めて48名が参加しました。
研修会では色丹島出身の得能宏氏が「ふるさとの四島(しま)への想いと北方領土の現状」をテーマに講演しました。

今年で90歳を迎える得能氏は語り部として沖縄から北海道まで300以上の講演を行ってきました。
「これまで活動してきた大先輩の多くが他界してきたが、日本国全体の問題として、生き残った者の義務として話を伝えている」と述べ、13歳まで過ごした色丹島で旧ソ連軍に占領された当時の状況や樺太の真岡に移送された過酷な生活の様子を映画「ジョバンニの島」の話題も交えながらリアルに語りました。

墓参等で島を訪れる機会が得られない状況を憂い、元島民の平均年齢が88歳を超えている一方で3世・4世に語り部を広げている状況を説明しながら
「私以外にも皆さんが大変な思いをされ、当時のことを話したくないという方も多い。それでも誰かに伝えなければならない」と、
これからも頑張る強い決意を述べておられました。




2024年1月23日火曜日

コロナ後の放課後教室の状況は?

 2024年1月23日

成央放課後教室を視察して最近の状況について伺いました。 
放課後教室は高学年に利用拡大して以来、増加する児童数への対応が課題でした。
またコロナ禍の期間は留守家庭児童会(学童保育)以外の一般利用を休止してきましたが昨年から再開されています。

成央放課後教室では留守家庭児童会の定員90名に加え、別枠で51名が登録されています。実質的に児童141名を管理している状況です。
主に小学校内の空き教室3室を転用していますが、多い日では100名近くの利用があり、大変に密集する状況になるそうです。北斗放課後教室でも同様とのことです。
体育館などを利用できる日もありますが、学校側にはこれ以上の空き教室が無く、専用スペースの確保は引き続き大きな課題です。
また室内にランドセルを置く棚や玄関の靴箱等もこれまで随時増設してきましたが、それでもスケート靴や道具などを置く余裕が無いほど一杯になっています。

このほか特別支援学級や通級指導教室(サポート教室)に通う児童の利用も増加傾向とのことです。
また虐待など対応が困難な事例もあるそうですが、学校側と情報共有を図り、指導員間で密に子ども達への対応を協議しながら指導力を高めてきました。
市教育委員会も新年度から指導員を増員して体制強化を図ることや、保護者希望の多い長期休暇中や土曜の開館時間の前倒しを検討しています。
ただしそのための指導員の人員確保の困難さは従前からの課題でした。

放課後教室等の指導員の一部はフルタイムで勤務し、午前中は小学校低学年の教室を担当する学習サポートを行っています。
これは職員の勤務時間の確保というだけでなく、学校における子ども達の状況を把握し、教職員との情報共有、連携を高めるなど学校と放課後教室の双方にメリットがあり、道内でも画期的な取り組みになりました。

放課後教室(と児童館)の指導員は学校教育と保育福祉の分野を横断する専門職なのだと思います。しかし現在は会計年度任用職員という不安的な雇用形態で勤務しています。子ども達が安心して学び育つ環境のためにどうあるべきか、十分に検討していく必要があります。



2024年1月16日火曜日

2024年度 根室市予算編成等に関する要望書を提出  日本共産党根室市議会議員団・根室市委員会

 2024年1月16日

日本共産党根室市議会議員団と根室市委員会は、根室市に対して新年度の予算編成に関する要望書を提出しました。
毎年実施しているもので、領土問題や産業振興、医療・福祉・介護、教育、防災など多岐にわたる住民要望や地域課題について要請を行っています。

鈴木一彦団長は
「国は防衛費を拡大しているが、今は国民生活が大変な状況でその予算こそ手厚くするべき。またこういう時だからこそ住民福祉の向上を図る地方自治体の役割が大変重要」
と、さらなる取り組みの推進を訴えました。

また懇談の中で石垣市長は、能登半島地震に関して医療スタッフを派遣することや、そのほか市として今後の被災地支援のあり方について調査研究するよう担当部局に指示していることを説明されました。





2024年1月14日日曜日

次期の介護保険料 基準額51,600円を維持 第9期根室市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画(案)

根室市は来年度から3年間の介護保険料と介護や高齢者施策の方針を定める「第9期根室市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」案を公表しました

根室市は令和6年1月12日~令和6年2月10日の期間でパブリックコメントを実施しています
根室市のパブリックコメントのページ

介護保険料の基準額は同じだが、一定の所得以上の世帯では負担増に
次期の介護事業計画案では65歳以上の介護保険料は基本的に現行とほぼ同じか、やや減額になります。
介護保険の基金残高3億3600万円のうち2億1900万円を次の3年間で取り崩して介護保険料の引き上げを抑えます。
ただし国の方針により、保険料の区分が現行よりも細分化されたため、現役世代並みに所得のある世帯は大幅な負担増になります(下の表)。

根室市の独自給付は継続される 介護用品券は非課税世帯以外にも支給
このほか根室市が独自に実施してきた給付は継続されます。

主な内容は、
〇住宅改修の支給限度額を国の基準から10万円上乗せする(トイレと浴室)
〇住民税非課税世帯のホームヘルパー利用料を3%に軽減する。
〇要介護4・5の方への訪問理美容。
〇要介護4・5の方を在宅で介護する家族に家族介護支援金を支給。
となっています

また要介護4・5の方を在宅で介護する家族に、紙おむつ等に使える介護用品給付券が支給されています。
これは来年度から住民税非課税世帯以外にも対象が拡大されます。

災害への対策強化は大きな課題
災害への対策は次期計画でも重点的な施策です。
能登半島地震では道路や通信網が寸断され、短時間で津波に襲われた中で、高齢者等の避難や安否確認の難しさ、避難所では水、食料、燃料が不足する中で寒さやトイレの対策、感染症の拡大など大変な状況が報道されてました。
各地の取り組みを教訓に災害対策を今後さらに強化することが課題と思います。
例えば、要介護3以上等が対象である避難行動要支援者の登録件数はまだ不十分な水準と思います。
また災害時に行政・関係機関、地域がどのように役割分担して安否確認を行うのか。
介護・福祉事業所と連携した避難の支援。避難所では高齢者等への対応や感染症拡大防止の手立てが(隔離等も)十分かどうか。
さらに福祉避難所は入所施設など市内7か所が指定されていますが、災害時に各施設がどのような役割を担うのか。
実際に防災訓練等も繰り返し行いながら、しっかりと検証していく必要があると考えます。



2024年1月13日土曜日

能登半島地震 災害救援募金への ご協力ありがとうございます  引き続き、被災地支援に取り組みます

2024年1月13日

日本共産党根室市委員会は市内スーパーの近くで、能登半島地震災害への街頭募金を行いました。
遠くから車を降りて募金にご協力して下さる方などもおられました
ご協力いただいた皆さん、本当ににありがとうございます。
また14日付のしんぶん赤旗「日曜版」でも災害募金の呼びかけを行い、多くの方からご協力をいただいてます。

日本共産党は全国各地でこうした募金活動に取り組んでいます。
※「2024年能登半島地震災害募金」へのご協力を訴えます(しんぶん赤旗 ウェブサイト
今後も引き続き、被災者・被災地の支援活動を行っていきます。



2024年1月11日木曜日

根室市内の動向 出生数の減少と 死亡者数の増加傾向 やや抑制か

根室市市民環境課の資料によると、昨年1月~12月までの根室市民の出生数は108名、死亡者数は400名とのことでした。
前年(2022年)までは出生数は過去最低を更新する一方、死亡者数は過去最大を更新し続けてきました。その傾向が落ち着いたようにも見えます。

その要因はよく分かりませんが、昨年末で人口が23,006人にまで減少していることや、また社会的にはコロナ禍の自粛生活が一段落した影響もあるのかも知れません。

根室市も子育て支援の施策を充実させてきましたが引き続き、安心して住み続けられるまちづくりに向けた総合的な取り組みが求められます。
根室市 人口動態集計表より作成(市民環境課)


2024年1月7日日曜日

令和6年 根室市 20歳のつどい

 2024年1月7日

「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い、励ます」ことを目的にした式典である「令和6年 根室市 20歳のつどい」が市総合文化会館で開催されました
参列したご家族や多くの市民らが見守る中、あらたに20歳となった247人(うち外国籍の方が48名)のうち165名(うち外国籍の方11名)が出席されました
今年の20歳のつどいのテーマは「心機一転」とされています

令和4年4月1日から、民法の成年年齢の一部が20歳から18歳に引き下がりましたが、「根室市成人式」はこれまで同様20歳を迎える学年を対象として「根室市20歳(ハタチ)のつどい」と名称を変更し、実施されました(根室市ホームページから引用

20歳代表のお二人による「20歳の誓い」では
近年、WBCなどで日本のスポーツ界が目覚ましい活躍している状況に触れながら、暗いニュースが続く中で、大きな希望を与えてもらったとして、
「これから様々な壁にぶつかると思いますが、私達のがむしゃらさで乗り越えられるよう努力を続けます」
「世界に誇る根室の豊かな自然を守り、先人が気づき上げた良き伝統と文化を継承し、これからも住み続けたい、守りたいと思えるような根室をつくるために努力することを誓います」
とこれから、一人の大人として活躍していく上での誓いの言葉を述べておられました

地域の人口減少とくに若い世代の減少は深刻な状況です
そうした中でも、今回の式典の外国人技能実習生の方々もふくめて
私達も地域の大人の一人として、未来を担う彼ら青年達がこれからも「住んでいて良かった」と思える日本、地域社会を築いていくために、力を尽くして頑張っていきたいと、あらためて思いました

式典後のアトラクションで披露されたねむろ太鼓保存会の演奏では
今年20歳を迎えたメンバーの方も振袖姿で舞台に上がり力強く演奏されていました



2024年1月5日金曜日

令和6年 根室市消防出初式

2023年1月5日

「令和6年 根室市消防出初式」が行われました
沿道で市民らが見守る中、市温水プールの駐車場で観閲と分隊行進が行われ、その後の屋内行事として市総合文化会館では、消防団員のかたがメンバーとなっている昆布盛太鼓保存会の演奏が披露され、北海道知事表彰など各種の表彰式が行われました




年頭より深刻な大災害に見舞われており、多くの方が亡くなりましたが、いまなお多くの方が行方不明となっています
根室も30年以内に震度6弱以上の地震に見舞われる確率が80%と言われています
こうした中、災害時に率先して救助、救援にあたる消防職員・消防団の皆様の心から敬意を表します

根室市の2023年の火災発生件数は4件と2022年と同数であり、過去10年で最も少ない件数となっています
一方、救急出動件数は1,322件(前年比+86件)と、高齢化を反映しているためか、近年は特に増加傾向にあります

2024年1月4日木曜日

令和6年度 根室市新年交礼会

1日に発生した能登半島の大地震
そして翌2日には羽田空港における衝突事故が生じました
亡くなられた方々に心から哀悼の意と、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます

日本共産党は現地の議員や党員を先頭に救命・救援活動に力を尽くしています
被災された方々の声を聞き取り、問題解決に全力を挙げて取り組みます
また各地の日本共産党の支部組織としても緊急支援募金を行っております
ご協力を心からお願い申し上げます

2024年1月1日月曜日

2024年 大軍拡を許さず、新しい政治の実現を 物価高騰でも命と暮らしを守るため 今年もがんばります

2023年も私たちの活動に対してご理解とご協力をいただき、ありがとうございました。今後ともあらゆる分野で国民の願いを実現する活動を全力で取り組みます。

ロシアのウクライナ侵略は長期化し、いまだ停戦・終息の見通しが立ちません。
またイスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への攻撃が引き起こした凄惨な事態に世界各地から非難の声が高まっています。
いかなる国であれ軍事力により他国の主権を侵害し、人命を奪い、人権と生活を破壊することは許されません。
領土問題を抱える根室にいる私達だからこそ、その世論を広げていきたいと思います。

国の新年度予算は防衛費が過去最大を更新。
この間も物価高騰で多くの国民生活が苦しさを増す中、軍事費拡大のために増税し、社会保障を削減することは許されません。
日本がやるべきことは「海外で戦争できる国づくり」ではなく、憲法9条を活かした平和外交を進めることです。
しんぶん赤旗が政治資金パーティーと裏金問題をスクープしましたが、賄賂とも言うべき企業・団体献金はただちに禁止すべきです。

日本共産党は「賃上げと待遇改善」「消費税の減税、社会保障充実、教育予算拡充」などを掲げた「経済再生プラン」を示しています。皆さんと力合わせて、その実現を強く政府に働きかけていきます。
日ロ関係の悪化が長期化することで対ロ漁業や四島交流など、深刻な影響が今後も懸念されます。お祭りなど様々な市内行事も再開し、コロナ前の日常を取り戻しつつありますが、燃油や物価の高騰は酪農業など全ての産業と市民生活に打撃を与えています。

日ロの外交交渉は完全にストップし、墓参やビザなし交流事業の全てにおいて、再開の見通しが立ちません。
領土問題が置き去りにされることを多くの元島民の方々が心配しています。
早期の再開と、何より領土問題が未解決であることから深刻な打撃を受け続ける隣接地域に対する抜本的な地域振興対策は切実な課題です。

私たちは市民のみなさんとともに、産業振興、医療・福祉・介護の充実、教育環境の向上などの諸課題解決のため、引き続き力を尽くします。

新しい年が、明るく希望に満ちた一年となるよう、ともに頑張りましょう。

納沙布岬から市街地に帰る途中に雲の間から陽光が差していました

今年の初日の出は残念ながら厚い雲に覆われていましたが、
多くの観光客の方々などが納沙布岬を訪れていました