2016年8月23日火曜日

北海道 市町村議会議員・職員研修会

2016年8月23日(火)

NPO法人 北海道地域・自治体問題研究所が主催する「北海道 市町村議会議員・職員研修会」に鈴木一彦議員と参加しました
神忠志議員は22日から北海道に上陸した台風9号のため、手分けして地元に残って災害対応にあたっています

午前中は全体会として、中山徹氏(奈良女子大教授)が『自治体の真の「地方創生」を考える』をテーマに講演を行いました

午後からは分科会として、『地域経済の循環づくり』をテーマに、各地の中小企業振興基本条例の動向や課題について、磯貝健二氏(北海学園大学准教授)の講義を聞かせていただきました

2016年8月22日月曜日

2016年 当面する道政執行に関する要請

2016年8月22日(月)

日本共産党の道議会議員と道内市町村の地方議員が一堂に集まり、北海道とJR北海道、開発局に対し、それぞれの地域における課題について、要請を行いました
根室市からは鈴木一彦議員と橋本が参加しました
なお、台風11号および9号による災害への対応に備え、今回は手分けして神忠志議員が根室に残ることになりました

先月根室振興局に提出・懇談した内容をもとに、サケマス対策、領土問題、海岸侵食・保全事業などの他、新たに鉄道路線の見直しが懸念されるJR北海道に対しても要望活動を行っています

2016年8月18日木曜日

産業経済常任委員会 行政視察 2日目

2016年8月18日(木)

根室市議会の産業経済常任委員会(千葉委員長)は、函館市内で前日に引き続き、行政視察を行いました

午前中は、函館市国際水産・海洋総合研究センターを訪問しました
ここでのテーマは、函館国際水産・海洋都市構想、そして推進機構と総合研究センターの役割についてです

午後からは、同じく函館市内にある北海道立工業技術センターを訪問し、
水産物を利用した新たな地域産業の取り組みについて、ご説明をいただきました

函館市は「国際水産・海洋都市構想」のもと、しっかりとした産学官そして金融機関の連携にによる地域全体の取り組みをはるか以前から進めており、現在産業振興ビジョンを作成中で、取り組みが後発となっているの根室市として、今後どのような視点をもって進めていく必要があるか、大変勉強になりました
特に大学、研究機関との関係性について、そうした機関が現地に無い根室市だからこそ、これまで以上にしっかりとした形で、取り組んで行く必要があると感じました

産業経済常任委員会 行政視察 1日目

2016年8月17日(水)

根室市議会の産業経済常任委員会(千葉委員長)は、行政視察のため、北大北方生物圏フィールド科学センター忍路臨海実験場を訪問しました

ここでの視察テーマは
・道内の昆布漁業の現状と沿岸海域の環境変化との因果関係について
・今後の昆布漁業の生産量と課題について
です

この日、北海道に上陸した台風7号による荒天のため、海上から磯焼けの現状をみることはできませんでしたが、
忍路臨海実験場の所長である四ツ倉典滋准教授より、北海道の昆布をとりまく現状と課題について講義をいただきました

海水温の上昇や海中の栄養の低下など生育環境が変化したことによって、資源量の減少やコンブの分布に変化が起こっている
こうした中、中国では養殖のマコンブが年間100万トン以上、生産されている
日本のコンブはどのように差別化を図っていくのか?
また食の文化を守る観点から世界に類の無い日本の寒流系のコンブを残していく必要がある
選抜や掛け合わせにより高水温化対策を図り、生産性向上への取り組みをすすめていくことは可能だが、勝手に進めることは出来ない
そのためには組合、漁業者、行政、研究者などいろいろな団体が横の連携を図っていくことが必要と強調しておられました