2019年6月14日金曜日

2019年 根室市議会6月定例月議会 日本共産党根室市議団の一般質問の項目、提出された意見書案

2019年6月定例月議会で提出された
日本共産党根室市議会議員団の一般質問の項目と、今議会に各会派から提出された意見書案は次の通りです

2019年6月19日(水)8番目(この日の2番目) 橋本 竜一

1.会計年度任用職員に関する諸問題について
(1)根室市における臨時職員・嘱託職員の現状等について
(2)会計年度任用職員の雇用の確保と勤務条件等について
2.根室市健康増進計画について
(1)これまでの取り組み状況について
(2)後半期にむけて新たに取り組む課題について
3.生活交通基本計画について
(1)これまでの取り組み状況と今後の課題について

2019年6月19日(水)9番目(この日の3番目) 鈴木 一彦 議員

1.10月に予定されている消費税増税が市民生活、市中経済、市財政に及ぼす影響と対策について
2.虐待から子どもたちをまもるために行政が果たすべき役割について
3.教職員の確保対策について

6月定例月議会に提出された意見書(案)

提出者 意見書の表題
議長 辺野古新基地建設の即時中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について、国民的議論により民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきという意見書(案)
議長 新たな過疎対策法の制定に関する意見書(案)
議長 国連各委員会の「沖縄県民を先住民族と認めて保護するべき」との勧告の撤回を求める意見書(案)
議長 「国の責任による35人以下学級の前進」を求める意見書(案)
議長 「給食費の無償化」を求める意見書(案)
議長 「これからの高校づくりに関する指針」を見直し、機械的な高校統廃合を行わないことを求める意見書(案)
議長 特別支援学校の設置基準の策定、及び、特別支援学級の学級編成標準の改善を求める意見書(案)
議長 米軍普天間飛行場の辺野古移設を促進する意見書(案)
市政クラブ 2019年度北海道最低賃金改正等に関する意見書(案)
市政クラブ 2020年度地方財政の充実・強化を求める意見書(案)
市政クラブ 「子どもの貧困」解消など教育予算確保・拡充と就学保障、義務教育費国庫負担制度堅持・負担率1/2への復元、教職員の超勤・多忙化解消・「30人以下学級」の実現に向けた意見書(案)
日本共産党 加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助制度の創設を求める意見書(案)

2019年 根室市議会6月定例月議会 日程

2019年根室市議会6月定例月議会の日程は、以下のとおりです

2019年6月18日(火)~ 21日(金) 4日間


06月18日(火)

 10時~ 一般質問 5名

 壷田議員 → 小沼議員 → 久保田議員 → 
  久保議員 → 野潟議員 → 足立議員

06月19日(水)

 10時~ 一般質問 5名

 田塚議員 → 橋本 → 鈴木議員 → 工藤議員 → 五十嵐議員

06月20日(木)

 10時~ 総務常任委員会・産業経済常任委員会

06月21日(金)

 10時~ 予算審査特別委員会

 17時~ 本会議(採決・人事案件・意見書案など)



2019年6月5日水曜日

根室初の「こども食堂」 6月15日に開催


根室市内で初めてとなる「子ども食堂」が6月15日に開催されるそうです。

子ども食堂は孤食や貧困などへの対応としてはじまり、現在はさらに広く子どもや地域の方々のつながりを深め、地域コミュニティを育てる役割が注目され、全国各地に広まっています。
 
根室市ではこのたび、市民有志の方々が立ち上げた実行委員会が主催し、「じぃ~ん こども食堂」という名称で開催されます。
 第1回目は615()11時~2時まで、根室別院無量寿殿を会場行われます。
料金は、こども100円、大人(高校生以上)300円。
15日はカレーライスとフルーツ白玉が、60食限定で提供されるそうです。
食事のほかに遊びのスペース等もあるそうで、親子や子ども同士、地域の方々も一緒に楽しめる場所になるものと思います。

これら取り組みを立ち上げ、推進された市民の方々の努力に敬意を表します
また、こうした取り組みを参考にしながら、今後さらに市内の各地域でも「子ども食堂」のようなコミュニティの絆を深める活動が広がっていくことが期待されます

1792年日露出会いの地・根室

2019年5月31日

北海道新聞社と根室市教育委員会が共催する市民講座「1792年日露出会いの地・根室」を視聴しました。
根室で勤められていた川上淳教授(札幌大学)と相原秀起記者(道新ぶんぶんクラブ事務局長)が、対談形式の講演をされました。

相原記者は漂流した大黒屋光太夫のロシアでの足跡を取材しており、講演では実際の現地の様子を写真や動画を交えながら報告。それに川上教授が解説を加えていました。
 川上教授の解説によると、当時の江戸幕府は中国・朝鮮・オランダ以外の外国との貿易などは制限していた、まだ法制度として日本は「鎖国」を定めていなかった。
 通商を求めるロシア使節ラクスマンが来航したことで、幕府は江戸湾が無防備など対外政策の弱点を認識。あわてて鎖国が日本の国法であると「でっち上げて」応対したことを説明していました。
 その後、1804年のレザノフの長崎来航のあたりで日本の「鎖国体制」が確立したそうです。

ラクスマン一行が根室に8か月間も滞在している間、日本側と様々な交流があったそうです。
日本初のスケートをしたり、日本人が作ったロシア語辞典なども紹介されていました。

 このように、最初の日露交流は平和的に行われましたが、鎖国政策によって次第に武力衝突をするようになります。
 こうした歴史は今後の日ロ関係を考える時に重要ではないかと相原記者はお話していました。
歴史の然

ときわ台公園に展示されている池田良二氏の作品。帆船エカテリーナ号の船首をモチーフにしているそうです。
 川上教授は、もっと大きな説明表示等も必要ではないか、とお話されていました。
 日本の開国による近代の幕開けはラクスマン来航から始まったと言えるそうです。
 根室市でもそうした歴史を広く発信したり、市民が学ぶための「工夫」はさらに色々と考えられる、と思います。
小市慰霊碑

2019年6月2日日曜日

貝殻島コンブ漁の出漁

2019年6月2日

貝殻島区域のコンブ漁が出漁しました
昨日は風と波のため出漁が見送られましたが、翌日は風はありましたが晴天のもと、6時の合図とともに一斉に出漁しました
地域にとって大切な産業であり、わたしたち日本人の味覚に欠かせないコンブ
一昨年は流氷などで生産量が落ち込みましたが、昨年は生産量が回復してきました
今年も安全な操業と豊漁が期待されています

日ロ民間交渉で妥結された内容
 採取量  3,887トン(いづれも前年同様)
 採取料  9,084万4,600円
 機材供与 350万円
 操業隻数 239隻(前年-2隻)

5月31日に歯舞で行われた伝達式では、事前に行われていた前浜コンブの資源調査では、流氷の影響でばらつきはあるものの、生育状況などは平年並みとの報告がされていました
5月31日 出漁証明書伝達式
6月2日 納沙布岬の灯台で出漁を見送る人々
出漁前の漁船と灯台
同日に落石の地域で行われた「落石あじまつり」
ホッキ等の販売に長い行列をつくるなど
たくさんの人で賑わっていました
落石あじまつりで展示されていた市研究所で飼育しているヤナギダコ
かわいい