2025年6月10日火曜日

2025年 根室市議会 6月定例月議会 日程・一般質問の項目

2025年6月10日

根室市議会6月定例月議会の日程は以下の通りです

6月17日(火)10時~ 本会議
 一般質問 6人
 永洞議員 → 西田議員 → 須崎議員 → 中村議員 → 橋本 → 鈴木議員
6月18日(水)10時~ 本会議
 一般質問 4人
 本田議員 → 久保田議員 → 冨川議員 → 五十嵐議員
6月19日(木)
 10時~ 総務経済常任委員会(橋本が所属)
 14時~ 文教厚生常任委員会(鈴木議員が所属)
6月20日(金)
 10時~ 補正予算審査特別委員会(鈴木議員が出席予定)
 17時~ 本会議

2025年根室市議会6月定例月議会で行われる、日本共産党根室市議会議員団の一般質問の項目は以下の通りです

【通告した一般質問の項目】
6月17日(火) 5番目 橋本 竜一
1.根室市の空家等の対策について
 (1) 現状と課題について
 (2) 条例制定等の根室市の空家等対策の進捗状況について
2.市営住宅における施策について
 (1) 根室市の市営住宅の今後の整備について
 (2) 市営住宅の家賃減免について
3.地域医療・介護福祉等をめぐる諸課題について
 (1) 地域の各医療・介護福祉事業所等に対する支援ついて
 (2) 市立根室病院の経営改善に向けた取り組みについて

6月17日(火) 6番目 鈴木 一彦
1.物価高騰対策について
2.JR花咲線存続にむけた取り組みについて
3.鳥インフルエンザ対策について
4.不登校対策について




2025年6月3日火曜日

ラムサール条約湿地登録 20周年記念事業を計画 根室ワイズユースの会

2025年6月3日

根室ワイズユースの会(千葉勝博代表)は令和7年度総会を根室市役所内で開催。
今年は2005年度に風連湖・春国岱がラムサール条約湿地に登録されてから20周年の節目として記念事業が計画されました。

20周年記念事業は、春国岱・風連湖の写真展のほか、風連湖・春国岱がラムサール条約湿地登録された11月8日(土)に、根室ネイチャーセンターでハマナス群落再生プロジェクトなどこれまで行ってきた自然保護活動について等の講演会を予定。
また同日午後から春国岱ガイドツアーを開催し、併せて現在は5基を設置しているハマナスをエゾシカの食害から防護する柵をさらに拡大、網目なども改良する工事を市民協働で実施する予定とのことです。

2024年9月23日 春国岱環境保全活動の様子

貝殻島コンブ漁が一斉出漁 豊漁と安全な操業をお祈り申し上げます

2025年6月3日

天候等から二日遅れで貝殻島コンブ漁が出漁しました。
初日からこれだけ採れたのは数年ぶり、と喜びの声が聴かれていました。

大変な不漁となった昨年に比べて、今年は調査でも良いようだと期待が高まっていました。
悪天候などで予定から2日遅れた6月3日、午前6時に合図とともに一斉に出漁する「風物詩」を今年も納沙布灯台から多くの市民らが見送りました。

初日のコンブ漁の様子について花咲港の須崎市議のお宅で教えて頂きました。
お昼頃にはコンブが干場一面に並べられた光景が広がっていました。
この日は薄曇でそれほど気温も上がらず、この時期の薄いコンブを干すのに丁度良い気候とのこと。
「こんなに採れたのは何年ぶりだろうね」と喜びの声が上がっていました。
昨年は本当に少なかったそうです。
ご主人さんのお話によると「若いコンブが少なかった。すでにシッポの方が枯れているのもある」と生育が早い様子です。今後も数多く出漁できることが期待されています。



今年の貝殻島コンブ漁に出漁する船は昨年から12隻減少して183隻。
年々減少しています。
高齢化や後継者の減少、気候や海の変化などによる生産減と漁業を取り巻く環境は一層厳しさを増していると聞きます。

地域の産業、日本の食料を支えていくために国や北海道をはじめ行政側の対策強化が求められているものと思います。

2025年5月28日水曜日

根室市議会 令和7年度「議会報告会」を開催

2025年5月28日

根室市議会は毎年度開催している議会報告会を市総合文化会館で開催
市民など約30名近くの方々がご参加いただきました

前年度の各常任委員会や特別委員会等の報告に続いて行われた質疑や意見交換の中では
  • 北斗小学校と柏陵中学校の統合で、保護者の送迎の車両が近隣に駐車し交通安全上で心配がある。こうした保護者や関係者などからの様々な意見を反映させる機会を設けて欲しい
  • 街中におけるフリーWi-Fiの促進。
  • 毎年12月1日に行われている「北方領土返還要求中央アピール行動」は全国規模のマスコミには大きく取り扱われず、他地域の方々にあまり知られていない。新聞社やテレビ局等への働きかけをすすめる必要があるのではないか。
  • 看護師など医療・介護の専門職の不足によるサービス提供体制の今後が心配。
  • 観光地における老朽化した施設等への対応を図るべきではないか。
など多くのご意見、質問などを頂きました
また会場で記載して頂いたアンケートなども含めて参考に、それぞれの所管する常任委員会・特別委員会として今後の議会活動で取り組む形になります

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。



2025年5月22日木曜日

根室市議会 根室すずらん学園の新園舎の視察

2025年5月22日

根室市議会は今年度5月17日に竣工式が行われた「社会福祉法人根室明郷会 障害者支援施設 根室すずらん学園」の新園舎の視察を行いました

現在男性25名、女性15名おられる入所者の方々は、5月26日から順次引っ越しが進められるとのことです

4階建てとなり延べ床面積は2490㎡と旧園舎から902㎡拡大
3階が男性棟、2階が女性棟に分かれ、これまで2~3人の多床室から、現代の基準にそった完全に個室化し一人当たりの面積も10.53㎡に拡大されました
全室にエアコン設置されています
4階は日常的には映画やカラオケ、軽運動が行える多目的ホールがありますが、災害時には福祉避難所として防災備蓄倉庫やシャワー室、トイレなどを備えています
給水機能も概ね3日分の水量を常時確保し、自家発電機は連続40時間運転可能な燃油を保管しています










 

2025年5月16日金曜日

根室市議会 総務経済常任委員会 根室市酪農の課題について懇談

2025年5月16日

根室市議会総務経済常任委員会(足立委員長)は道東あさひ農業協同組合根室支所で「根室市酪農の現状と基幹産業の発展の在り方」について懇談を行いました
JA道東あさひ根室支所の田中俊彦統括理事、田中輝義統括代理理事、佐藤支所長が対応してくださいました

飼料代など生産コストの高騰により引き続き厳しい状況にあることや担い手確保の困難さによる生産者の減少の実態についてあらためて考え直す機会となりました

はじめに佐藤支所長が全国・全道的な情勢を含めた根室市の酪農の現状について説明
主な内容としては、

根室市の酪農の生産高は令和6年で約72億円
しかし経費の半分近くを占める飼料代など年々高騰を続け、平成30年から令和5年までの5か年の平均では農業収入を支出が大きく上回る赤字状態、とのこと
乳価が上がり令和6年の収支は改善傾向だそうですが、飼料以外に機械類等も含めたコスト増や融資返済が経営を圧迫し続けているようです

今年度の根室支所における生乳生産農家は68戸(4月に67戸)で、うち60歳代以上が45・6%、また後継者がいる農家は約26%

根室支所の生乳出荷者の耕作面積は約6784㏊で、一戸あたり平均所有面積は103㏊に上ります。現在、遊休農地は無いそうですが限界に来ていると支所長は指摘します
長年JAや国・道・市が新規就農者受け入れの取り組みを進めていますが厳しい状況が続いています。道内で生乳出荷する戸数は約4600戸
令和6年は249戸が生乳出荷を停止の一方で新規戸数は25戸程度です

酪農家の減少は生産量の減少のみならず、将来的に基盤産業の衰退、地域コミュニティの衰退、農業・農村が培ってきた伝統文化や生物多様性など地域の多面的機能の衰退につながると懸念を示していました

続く意見交換では、
新規就農は小規模であっても土地や機械・設備など初期投資に1億数千万円もの費用がかかる問題、
また引退・廃業する牧場を受け継ぐ「第三者経営継承」でもマッチングが難しいことや受け継ぐ家屋や設備の補修に多額の経費を要する場合もあるなど、
様々な実情について説明がされました。

特に田中代理統括理事は市行政や地域として産業の担い手を確保していくためには、
学校教育や産業体験など短期・中期・長期の各視点で取り組みを推進していく必要があるとし、
さらに保育や教育、医療など地域に暮らしやすい生活環境を整備していく必要があると述べられていました

各産業で抱える課題は異なるとは思いますが、共通する視点として住みよい地域をどう作るのかが大切と私も認識をあらたにしました


2025年5月11日日曜日

2025年 原水爆禁止国民平和大行進 根室コース出発式

2025年5月11日

原水爆禁止国民平和大行進「根室コース」出発式が行われ、市内各団体から十数名が参加しました。納沙布岬の出発式のあと、一行は市街地を行進して「核兵器のない世界を」と道行く市民らに呼びかけました。

今回「通し平和行進者」として愛知県から参加した三浦コト子さんは
「稚内と根室でそれぞれロシアとの関わりを聞いた。これからも行く先々でみなさんと出会って、対話しながら、みんなの戦争は嫌だ、平和って何だという思いを学び、頑張っていきたい」と挨拶されました。

※原水爆禁止国民平和大行進。1958年6月20日に広島の宗教者や被爆者、市民たちが「核武装阻止」などを訴え、第4回原水爆禁止世界大会が開かれる東京をめざして行進したことがはじまり。今年で68回目。原水爆禁止世界大会が開催される広島・長崎に向けて、核兵器のない平和で公正な世界の実現を呼びかけながら、全国を分担しながら行進する。