2019年3月6日水曜日

2019年度 根室市予算案について

2019年度の根室市予算案が示されました
一般会計は1763,700万円(前年+53,100万円)です。
昨年秋の時点では約8億円の財源不足が見込まれていましたが、ふるさと納税から約198,700万円を活用する等により、財源不足を1,800万円にまで圧縮しています。
ただ来年度は大型の公共工事等がそれほど多くない年だったこともあり、
将来的に塵芥焼却場や総合体育館、ごみ埋め立て処分場、そして市役所本庁舎など
さまざまな大型の公共工事が必要となってきます。
それらを見据えた場合に、今後も苦しい市財政運営は続くものと考えられます。

根室市新年度予算に関係する新たな制度や制度改正の一部をご紹介します。
固定資産税の減免
 特定空家を壊すと固定資産税が高くなるので、税額を減免する制度を創設。
特定空き家の除却費の助成
 特定空家と認定されたら、取り壊し費用の13以内、30万円まで助成。
幼児発達相談事業
 言語聴覚士など専門職による幼児の発達相談を年3回実施する。
風しん予防接種の検査・予防接種
 昭和37年~54年生まれの男性に抗体検査と(陰性の場合)予防接種の費用を助成。
骨髄移植後の予防接種
 骨髄移植で、これまでの予防接種の免疫が無くなった方へ再接種費用を助成。
新生児聴覚スクリーニング検査の助成
 新生児の聴覚検査にかかる費用の9割を助成。
農畜産業活性化推進事業
 農業関係者による根室ブランドや担い手確保などを協議する組織を設立。
エゾシカ利活用推進協議会
 ハンターや精肉技術など有効活用を図る人材育成を行うための組織を設立。
民間業者が「教員専用住宅」を建設
 アパートの建設と運営は民間が行い、市はそのための土地を無償貸与する。
「根室市つながり手帳」の作成
 高齢者の病状等を記入し、医療や介護事業者が情報を共有する手帳を作成。
水道料金の減免の対象世帯を拡大
 減免の範囲を生活保護基準の11倍に拡大(生保基準以上の減免割合は15)
花咲線普及促進活動助成金
 花咲線普及の活動を行う地域の団体に活動助成金を交付1団体に20万円上限)。

2019年 根室市議会3月定例月議会 代表質問・一般質問の項目、提出された意見書

2019年3月定例月議会で提出された
日本共産党根室市議会議員団の代表質問・一般質問の項目と、
今議会に各会派から提出された意見書案は次の通りです

2019年3月12日(火)代表質問 2番目 鈴木 一彦 議員

1.石垣市長の政治姿勢について
(1)憲法問題について
(2)「北方領土」問題について
2.市中経済について
(1)市中経済の現状について
(2)市中経済活性化のための対策について
3.「市民協働の推進」について
4.「再生可能エネルギー」について
(1)「根室市エネルギービジョン」に基づく基本方針と現状について
(2)市独自の条例制定の必要性について
5.教育問題について
(1)「義務教育学校」の設置について
(2)「歴史と自然の資料館」のあり方について

2019年3月13日(水) 一般質問 3番目 橋本 竜一

1.介護・福祉等に関わる課題について
(1)介護保険の地域支援事業の取り組み状況と地域づくりへの課題
(2)介護施設における医療専門職の確保の課題
(3)社会福祉法人以外の団体等による福祉施設整備等への補助について
(4)「子どもの貧困」対策について
2.放課後児童教室等について
(1)現状の課題について
(2)指導員体制の確保等の諸課題について
 ①今後の見通しについて
 ②職員配置基準の参酌化について
 ③指導員の処遇改善等について

意見書案について

提出者 意見書の表題
議長 全国知事会の「米軍基地に関する提言」の趣旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書
議長 消費税増税中止を求める意見書
市政クラブ 地方公務員法及び地方自治法の一部改正における会計制度任用職員の処遇改善と雇用安定に関する意見書
市政クラブ 慎重な憲法論議を求める意見書
市政クラブ 統計不正問題の真相究明と信頼回復を求める意見書
市政クラブ 沖縄県名護市辺野古における米軍進基地の中止を求める意見書
市政クラブ 消費税率10%への増税に反対する意見書
市政クラブ 拙速な日米貿易交渉に反対し、徹底審議と情報公開を求める意見書
市政クラブ 国有林伐採を民間開放する「国有林野管理経営法改正案」に反対する意見書
日本共産党 教職員を増やし長時間労働の是正を求める意見書
日本共産党 国民健康保険における子どもに係る均等割の廃止を求める意見書
日本共産党 障害福祉サービス等の報酬改善を求める意見書