2016年12月28日水曜日
根室市へ「2017年度の予算編成等に関する要望書」を提出しました
2016年12月26日月曜日
北方領土資料館オープニング
この資料館は本日のオープニングで最終完成形でなく、生活の思いでの品々など今後のソフト面の充実を図り、戦前の島民の生活のようすを後世に伝えていくために、元島民の方々と二人三脚で進めていきたいとしています
2016年12月17日土曜日
日ロ首脳会談
12月15日から16日、日露首脳会談が行われました
16日の両首脳による共同記者会見をテレビで見ながら、ため息がでました
「返還運動をやめるってことか?」そんな風に吐き捨てるように言った方もいます
声明の内容自体は前日まで様々なメディアなど報じられていた範囲内に過ぎませんので、ある意味予想通りでしたが、
それでもガッカリする気持ちになるのは、
「もしかしたら領土問題が少しでも前進するかも」と、やはりどこかで期待する気持ちがあったからかもしれません
しかし、テレビで安部首相が自慢げに語る内容は、経済活動ばかりが優先するどころか、
「それぞれの正義を何度主張し合っても解決することはできない」等とほとんど領土問題を棚上げして脇に追いやるかのような会見です
成果として語っていた自由訪問や北方墓参、ビザなしなどの手続きの簡素化は、以前から意見要望として強く声が上がっていました
ましてや近年は、ロシア側の都合や島の名前のロシア語標記の問題などを巡って、渡航中止となるケースも何度もありました
高齢になるにつれ元島民の方々が、もう故郷の島に行くことは最後になるかも知れないと思いながら、外交上の都合から引き返せざるをえない状況を想像すると、つらい気持ちになります
それが改善されるならばもちろん好ましいことであり、来年からでもすぐに実施してほしい課題と思います
しかし逆に言えばその程度の改善すら、これまで交渉することが出来なかったのか、あるいはまったくロシアに要求すらしてこなかったのではないかと疑問に思いました
四島の共同経済活動についても、「特別な制度について交渉を開始することで合意した」という話です
活動対象は「漁業、海面養殖、観光、医療、環境その他分野」とされています
これから交渉だそうなので、日本の主権を犯さない形で、本当に何らかの制度設計をすることができるのかどうか、
また仮に実現したとしても東京等の大企業にすべて仕事を奪われ、地元が取り残されてしまうようなことにならないのか、どうなるか今のところわかりません
ただ共同活動なら、例えば北方四島周辺の海域を活用して、根室への水揚げを増やしていくための対策等が必要ではないかと、先日の根室市議会の一般質問で日本共産党の神忠志議員が質しました
ロシア海域における北洋さけます流し網の禁止や今年はさんま等の不漁により地域の状況は深刻です
代替漁業の試験についても、現時点ではほぼ効果が出ていない状況です
北特法に基づく北方基金の運用益の減少問題は、
もう何年もの間、隣接地域として国に北海道に改善を求めていますが、対策がありません
これらはあくまでも内政措置で対策がとれる課題です
国策の結果追い詰められている地域において何を地域として行い、また国に求めていくか
あらためて政策の建て直しが必要です
2016年12月6日火曜日
2016年12月 根室市議会 12月定例月議会 日程・一般質問の項目
12月13日(火) 10時~ 本会議
(1)地域の現状把握について
(2)地域住民の活動と行政との協働のあり方について
(3)認知症高齢者への施策について
(3)高齢者の交通安全対策について
3番目 神 忠志
(1)「日ロ首脳会談」と「領土問題」について
(3)漁獲量の拡大に向けた取り組みについて
2016年12月1日木曜日
北方領土返還要求中央アピール行動「アピール行進」
戦後60年を機に始められ今年で11回目となります
2016年11月30日水曜日
「北方領土」問題に関する啓発事業
2016年11月30日(水)
根室市議会の北方領土対策特別委員会(永洞委員長)は、12月1日の「北方領土返還要求中央アピール行動」に合わせて国会を訪問し、衆議院と参議院の沖縄北方委員の議員と道内選出の議員に対して、領土問題に関する要請活動を行いました
11月18日に根室市議会で採択した決議文を持って、
翌日12月1日のアピール行動への出席要請と合わせて(こちらは国会会期が延長されたため委員会等から出席が難しい方も多い)、
お会いして懇談できた議員さんとは、
12月15日に予定されている日露首脳会談のことや根室の深刻な地域経済状況に対して、地域財源確保対策についても要請や意見交換をさせていただきました
また午後からは、民進党の野田幹事長を始め関係する民進党の議員たちと懇談の機会がありました
なかなかその場で具体的な政策について回答というのは難しい状況ですが、
特に北方基金を含めた北特法の問題は議員立法であり、国会議員の理解と行動が不可欠であり、今後とも積極的な働きかけが必要と感じました
2016年11月15日火曜日
道議会の北特委員会と懇談
- 北方基金の運用益減少にともない、地域財源の確保に対して、北海道に配分されている地方交付税の北方領土の面積に相当する部分を、振興対策に充ててほしい
- 12/1の返還要求中央アピール行動に、今年は道議会も休会としていることから、多くの道議会議員も参加してほしい
- 第7期振興計画にあたって具現化が進んでいない。国への財源確保に道としても積極的に取り組むとともに、道独自の財源確保対策を
- 重点施策をパッケージとしてしぼりこんでいたが、実際のところ7期計画でどのように進んでいるのかわからない。十分な検証が必要。
- ビザなし訪問で、中間ラインを超えると、SNSなどすべての情報発信が禁止されている。若い人へはリアルタイムの情報発信が大切。エトピリカに衛星回線の設備を準備するなど、対策を研究するべき。
- 基金運用益の減少で隣接地域は本当に来年どうなるか不安。100億の基金の取り崩して活用するべきという意見もある。
- 基金を管理している道がしっかりとした方針を示すべき。
- 知事は「四島一括」と言っているが、国は「四島の帰属の確認」としていることから、道も国に歩調をあわせて対応すべき。
- 地域振興対策として根本的には北特法の改正に向けて、国会議員に対して道が前面にたった取り組みが必要。
2016年11月7日月曜日
芽室町議会ICT推進計画 視察
2016年10月31日月曜日
根室地方森林・林業・林産業活性化推進議員連盟協議会 研修会
2016年10月31日(月)
根室地方森林・林業・林産業活性化推進議員連盟協議会の研修会が標茶町で開催され、根室市議会から議員さん8名が参加しました
標津町生涯学習センター「あすぱる」にて、根釧東部森林管理署の森林技術指導官の阿地氏から「森林共同施業団地」について、また標津町農林課主幹の中谷氏から「豊かな森と川を育む植樹活動」について、それぞれ説明を受けた後に現地を視察しました
森林共同施業団地は、民有林と国有林が一体となって、路網整備や作業機器等の導入により効率的な作業システムを目的として設定するものだそうです
根室管内では根釧東部森林管理署が平成24年から別海町、中標津町、標津町と協定を締結。
例えば隣接する国有林と民有林において、周囲を牧草地に囲まれている民有林では、伐採した木を搬出するために雪のある時期に畑を通らなければならない、また国有林では湿地が一分あり間伐等の施業が困難な箇所について、共同施業団地を設定し、作業道を相互利用する等の対策を進めているそうです。ただし国の補助金の削減により平成27年度から事業がストップしているところもあるそうです
標津町でも酪農の規模拡大等により、緩衝林帯の減少や家畜糞尿等の河川や流域への流入が問題化していました
河川や流域、海域への影響を抑え森と海の環境を保全していくために、平成22年度に町が中心となって農協、漁協との3者会議を設置
3者会議では地元の産業廃棄物であるホタテの貝殻を800℃で焼き、農家17戸の排水側溝や大型排水溝に設置、貝殻のダムをつくって排水をろ過する仕組みを作っています
このホタテ焼成貝は実験では大腸菌を大幅に削減するなど、水質浄化作用が大きく期待されています
将来的に設置したホタテ貝殻が草に埋まっていき、その上に木が、育っていくことが期待されているようです
2016年10月27日木曜日
中標津町総合体育館 330°アリーナ
2016年10月27日
根室市議会の文教厚生常任委員会(鈴木委員長)を中心に議員さん10人が、中標津町に新たに建設されたばかりの総合体育館を視察しました
中標津町総合体育館330°アリーナは、平成20年度に老朽化した旧施設の早急な整備が課題とされてから、
平成22年度に構想検討会等で視察や協議をすすめ、
平成23年度に第一回建設検討委員会を開催して以降、町民アンケート実施やワークステーションワーキンググループを含めて27回の町民参加を経て、平成28年10月に開設されました
具体的な整備事業としては平成24年に基本設計と測量を開始し、平成29年度までの5ヶ年。
総事業費は約3570百万。
財源内訳としては、丸山公園内に建設されたため、国交省の社会資本整備総合交付金を1/2充当し、残りの半分に起債を90%充てています
同時に複数種目が利用可能となるよう大小2つのアリーナ、冬場も運動できるようランニングコースやトレーニングルーム、シャワー室(車イス対応も別途設備)、新エネの活用として地中熱ヒートポンプ等の機能を備えています
防災拠点としては、近隣の町からも受け入れるよう広域避難所として倉庫への備蓄を計画しています
維持管理は、引き続き一般財団法人中標津町文化スポーツ振興財団が指定管理をうけています
費用として28年年度は当初予算及び、補正予算会わせて73百万円ほどです
アリーナは床や壁含めて全体的に明るい色合いの素材を使用しています
トレーニングルームには数多くの機器が設置され、理学療法師の資格を持ったスタッフ(町と財団の職員が交代で配置)が配置され、単なる受付のみならず、個々に応じたトレーニングのアドバイスや指導もうけられるのが、大変優れていると感じました
施設の利用はランニングコース含めて基本的に有料となっています(中学生以下は無料)
2016年10月25日火曜日
市民フォーラム「根室市の方が安心してお産をするために」
- 道内の分娩が出来る施設は年々減少している(H17年119施設⇒H26年96施設)
- 道東でも分娩施設は10年前は11施設あったが、4施設に減少した。
- なぜ分娩施設が減少したのか。産婦人科の減少。
- 以前は広く薄くどこの病院にも産婦人科が派遣されていた。それが結果として個々の医師に長時間労働など過酷な勤務を強いるようになった。
- また専門医制度により、産婦人科医でもお産を扱わない医師が増えてきた。
- 道内の医師数は増加しているが、産婦人科医師数はH16に大幅に減少し、回復できていない。
- H18年の福島県の事件は地方で働く産婦人科医に大きな衝撃をあたえた。これを契機に医師一人で出産を扱うことをやめる流れが加速した。
- 女性医師の増加。患者さんにとって望ましいことだが、女性医師自身が出産育児する立場になったあとの人員補充がない。当直など残った医師の負担増。
- 方向転換。人口や出生数に応じた「適切な」産婦人科医の配置、集約化へ。H16年に最初は空知で集約化がされ、H19年に釧路では労災から日赤に集約化された。H18年10月に市立根室病院から医師が引き揚げ、分娩中止となった。
- 集約化によってもたらされたもの。医師の労働環境の改善、安全な診療体制など医療者側にとっては比較的好意的に受け止められている。
- 患者側にとっては、集約化された病院の近くでは安心安全なお産というメリットがあるが、反面病院から遠い方にとってはデメリットが生じている。
- 病院側として集約された病院は患者増・収益増になり、一方で医師が引き揚げた病院はその反対の状況。
- 集約化は「良かった」のかどうか? 東医師の感想としては「医師の適切な配置」がうまくいっていない。その一つが医師の偏在。
- 道内の医師の51%が札幌圏に偏在している。釧路・帯広・宗谷・オホーツクあわせて30.1%しかない。アンバランスな状況が続いている。
- それに対して適正な配置を行うために、道の周産期医療体制整備計画が策定されている。
- 総合周産期センター(釧路日赤ふくめ道内6か所)⇒地域周産期センター(道東だと市立釧路病院・町立中標津病院)⇒一時分娩施設として区分し、3者が連携して分娩の体制を構築している。
- 安全なお産のためには、何㎞以内に産婦人科があればよいのか?
- 陣痛が発雷して、分娩に至る平均的な時間は初産婦で15-16時間、経産婦で6-8時間。
- 墜落産(突然、急激に陣痛が来て分娩すること)は3時間以内の分娩とされている。
- したがって、分娩のための安全な移動時間および距離は2時間、100㎞ぐらいの間に分娩施設があったほうがよいと考えられる。
- 冬期間の移動も考えると100㎞を超える地域には、産科医を優先的に配置することが提唱されており、その意味では市立根室病院は産科医を確保すべき病院とされている。
- 他の地域の状況について。
- .浦川は1人の産科医が交代でお産を対応している。良い環境ではないが、札幌に近く医師を派遣しやすいので辛うじてつないでいる状況。
- 江差・松前も長く出産できなかったが、2年前に道立病院に産科医が赴任し分娩再開している。
- 紋別・遠軽は最近再開された。
- 小樽は公的病院ではお産をしておらず、開業医が年400件ほど取り扱っている。札幌近郊としてはあまり良い状況ではない。
- 現在の状況としては、根室が取り残されている状況ともいえる。
- 根室は常勤1名。また週末に釧路日赤から応援があり、基本的に産婦人科医はいる体制。妊婦健診、夜間休日の症状にも対応している。助産師もおり産後の指導もできる体制。
- 分娩のときに、釧路や別海、中標津など希望の病院にいくかたち。
- 釧路日赤では墜落産・車中の出産の危険性をふまえ、原則38週以降の分娩誘発をおこなっている(社会的適応)。
- 根室市での分娩再開に向けてどのように考えるか。
- 産婦人科医の立場としては安全な分娩体制を望んでいる。それは緊急時の対応(30分以内に帝王切開が可能か?)、小児科、麻酔科が24時間体制をとれること。これは最低条件。特に若い医師などを迎え入れるためにはこういった体制が必要。
- そのほか、医師の労働環境への配慮。長い期間、出産を取り扱える体制の継続性が重要。
- 複数の産科医(必ずしも常勤でなくてもよい)。小児科と麻酔科の協力。助産師の体制。
- 医師確保の課題。今後は大学医局が中心となる体制から「地域の基幹病院」が中心となって、基幹病院の体制を手厚くし、基幹病院からさらに地域の病院に医師を派遣する体制を構築していかないと、維持することが出来ないのではないか。地域の病院は地域で完結していくしかない。また、基幹病院の医師が地域の病院で診療することで、患者情報などを共有できるというメリットも感じている。
- 魅力ある病院づくり。
- 妊婦や家族に望むこと。妊娠出産は本来は自然なことであり、多くは無事に出産している。しかし「安全神話」ではない。妊娠出産は突然、何かの拍子に前触れもなく急変することがある。
- 周産期死亡率と妊産婦死亡率。日本は世界的に見てもとても低い。しかし統計上10万人対比で4人程度は妊産婦が命を落としている。死亡率はこれ以上下がらないのではないか、と言われている。妊娠出産は女性にとって危険な難事業。危険は予測や予防ができない。(妊婦自身が体重やたばこ、風疹ワクチン接種などのリスクを減らす努力が必要)
- これからの根室の分娩再開に向けて、まずローリスク層や経産婦の分娩から再開し、ハイリスク層は釧路日赤のような総合周産期センターで受け持つという分担からスタートしていくことが考えられるのではないか。経産婦は子どものことが心配、という声が多いということもある。
- 出生数をしっかりとふやしていくことが大切。分娩数500に対して産科医6-8名が必要とされている。根室市は200名前後なので最低でも2名が必要。産科医数と少子化の悪循環。
- 出生をふやすには育児の環境を整備することも大事。魅力的なまちづくり。
- まとめとして、出生数や距離的な面を考えても、根室市には分娩施設は必要。妊娠中や分娩の安全性を確保したうえで分娩再開が望まれる。釧路日赤病院としても協力していきたい。
複数体制をとることが出来ずに分娩再開をすることはできませんでしたが、その間も体調も崩されるなど健康面に不安を抱えながらも、6年間にわたって市立根室病院の産科、婦人科の患者さんのために、大変ご尽力されてこられたと伺っております。
11月以降は釧路日赤病院をはじめとした出張医師による応援態勢で診療を行うとのことです。
2016年10月23日日曜日
根室市社会保障推進協議会が医療・介護の「要望書」を提出
2016年10月12日水曜日
2016年 根室市議会9月定例月議会 一般質問 3/3
2016年 根室市議会9月定例月議会 一般質問 2/3
2.地域医療構想と新公立病院改革プランについて
(1)根室区域地域医療構想に対する市の評価について
(橋本 質問)
2016年 根室市議会9月定例月議会 一般質問 1/3
(2)今後に向けた取り組みの方針について
(橋本 質問)
自治体行政は課題を抱える市内企業の橋渡し役として、より積極的に様々な大学・研究機関とのチャンネルを構築するためのさらなる取り組みが必要ではないか。
たとえば現在市で進めている産業振興ビジョンやエネルギービジョンのような計画を策定する際には、地域の現状や資源の分析・開発のため「官学」が共同して積極的に地域に出向いて調査し、企業等との話し合いの中からお互いを良く知り、新たな産学官連携の種を見つける、掘り起こすような取り組みを進めていくことも必要と考える。
この他さまざまな形で地域にあった効果的な取り組み方を研究する必要がある。
地域の産業振興等に学術研究機関を今後どのように活用していこうとされてのか、今後の取り組み方針について市長の見解を伺う。
2016年10月11日火曜日
国立研究開発法人水産研究・教育機構厚岸庁舎
2016年10月11日(火)
根室市議会の水産対策特別委員会と産業経済常任委員会による視察で、厚岸町にある研究施設を訪問させていただきました
当研究所ではロシア海域のサケマス流し網の禁止への対策の一環として、2016年度から水産庁の事業で、ベニザケの養殖に向けた研究をしています
説明して下さった生産環境部の黒川部長さんによると、養殖でこれまでのいわゆる本チャンベニをつくることは難しいが、身は小さくても近年のサーモン生食の普及への対応を目指しているそうです
現在、産業ベースで稼働している宮崎のギンザケ養殖事業を参考に、ベニザケに適した20℃以下の水温で推移する夏に育てて、サケの生魚が品薄になる年末に出荷することを考えているそうです
そのために①種苗の安定供給、②夏を越せる飼育方法、③身色向上の配合飼料、といった課題解決が必要とのことです
特にベニザケの特徴的な赤い身色にするためのエサの研究が大変そうです
現在、同研究所では春から冬前までにかけて施設内の水槽で天然の海水を使い、海面飼育に近い環境で育成の研究をすすめているそうです
2016年10月6日木曜日
大牟田市 視察
2016年10月6日(木)
前日に引き続き視察日程です
福岡県大牟田市にお伺いしました
テーマは「まちで、みんなで認知症をつつむ~大牟田市における認知症の人の地域包括ケア体制の構築~」として、長寿社会推進課長さんより説明を頂きました
この取り組みについては有名で全国から視察が相次いでいるそうですが、説明を聞くとその理由がよくわかります
表題の認知症対策はたんなる施策のひとつではなく、
認知症、高齢者にやさしいまちは、子どもにもやさしい、全ての人にやさしいまちづくり、というお話をされていました
もちろん簡単にそうした体制ができたわけでなく、
介護保険の制度導入前から行政が各事業所を丹念に回って、協議会を設立するなど、関係性づくりを進めてきたこと
そして戦略的に小規模多機能施設を市内ほぼ全域の小学校区に設置して、それに併せて地域コミュニティの中心となる「地域交流施設」の併設を事業者に義務付けてきたこと等の下地をつくってきたことが大きいと思います
地方自治におけるコミュニティ活動の重要性をあらためて認識させて頂きました
2016年10月5日水曜日
株式会社ナノクス 視察
2016年10月5日(水)
神忠志議員、鈴木一彦議員、久保田陽議員とともに
北九州市の小倉にある株式会社ナノクス様を視察させていただきました
台風18号の影響がどうなるか心配されましたが、無事に到着することが出来ました
いまマスコミなど各所で報告され注目を集めている超微細気泡(ウルトラファインバブル)
鮮魚卸売業などを営むの丸福水産株式会社から分離独立して設立された同社は独自開発したウルトラファインバブルを発生させる装置「ナノ・フレッシャー」を販売、日精株式会社を代理店として各地で展開しています。
このシステムは、目的別で窒素と酸素ウルトラファインバブルを使い分けて活用し、従来よりもはるかに長期間鮮度を落とさない方式を提供しています
近海マグロ延縄船の漁槽で使用したところ、いやな臭いがマグロに移るのが押さえられる等、鮮度保持に多大な効果が発揮されているそうです
また北海道では鮮魚の鮮度保持以外にも、イカの活魚をいけす等で長持ちさせるために、酸素のナノバブルで水の酸素濃度を一定に保つ取り組みを行っているそうです
説明下さった常務さんからは、ウルトラファインバブルを発生させるための同社の高い技術力とともに、長年鮮魚をあつかってきたノウハウをもとに、高品質な付加価値の高い商品を提供している自負を感じました
冷凍やスラリーアイスなどの高品質な鮮魚を送り出すための技術が進展してきているなか、こうした新しい効果の高い技術を積極的に研究し取り入れて行くことの必要性を学びました
2016年10月3日月曜日
根室市議会 2015年度の各事業・特別会計の決算審査特別委員会
2016年9月7日水曜日
2016年 根室市総合防災訓練
雨の中、訓練がはじまりました |
自衛隊の掃海艇から避難物資を輸送 |
海上保安隊の巡視艇が孤立した被災者を移送 |
福祉関係の方々も連携して被災者を搬送 |
自衛隊の方々による倒壊家屋からの救助 |
海上保安隊の方々による海中に沈んだ要救助者の救出 |
根室市消防本部による事故車両からの救助 |