2016年11月7日
根室市議会の議会運営委員会(佐藤敏三委員長)は、十勝の芽室町を訪れ、芽室町議会ICT推進計画やタブレットの活用について視察を行いました
参加したのは佐藤委員長、千葉副委員長、本田委員と橋本、そして議会事務局さんです
芽室町議会からは、柴田副議長と議会運営委員会の常通委員長、中野副委員長そして議会義務局長さん、次長さんからご説明をいただきました
芽室町議会は、早稲田大学マニフェスト研究所による議会改革度調査の町議会ランキングで2014年・2015年と第1位に輝いています
町議会HPの予定カレンダーで数えると11月はすでに私たち含め7回の視察予定が入っています
その議会改革の取り組みについては根室市議会では昨年、当時の芽室町議会の事務局長さんを講師に招いて講演をいただいています
今回は、今年5月から町議員全員にタブレット端末を支給するなど、ICT推進計画をもとに情報公開と住民参加を促進する取り組みについて学びました
タブレット端末導入の大きな目的の一つは議会関連事務の資源軽減化、合理化、効率化です
導入前と比較してこれまで使用していたペーパーの印刷物をおよそ6-7割削減してきており、またそれにともなう事務的な作業を大幅に軽減しています
一方の費用面では、システム導入経費や通信費など維持管理に要する費用が、印刷経費の削減分と相殺しても200万円程度増額になっています
しかしそうした費用増加分を必要なコストとして成果を住民に還元できる、住民の福祉向上に役立てられるという自信をのぞかせていました
実際に住民との意見交換会でスライドを使いながら説明できて「わかりやすい」と好評だったり、また8月の台風による災害時には現場の写真を撮影して情報を共有する等の活用もされているそうです
16人の議員さんと議会事務局さんが一体となって情熱をもってとりくむ様子をあらためて学ばせていただきました
ありがとうございました
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