2022年6月20日月曜日

キツネの出没が増えている?! 餌付けをしない 駆除業務に市民皆さんのご理解とご協力を

いま世間では日本ハムファイターズの「きつねダンス」が人気だそうですが、根室市内ではキツネの出没が増えています。
 根室市保健課の取りまとめによると、今年4月~6月上旬までに市に寄せられた苦情件数は30件、駆除数も17頭にのぼります。
ここ数年は増加傾向で推移していましたが、今年はさらに早いペースです。全体として生息数が増えているのではないかと考えられます。
市には毎日のように市民から通報が入り、箱罠の設置などの対応に追われているそうです。

先日ある市民の方が「近隣にキツネの家族が5頭ほど住み着いていて、市が箱罠を設置して2匹捉えたけど、その後はなかなか罠にかかってくれないみたいだ」と言っていました。
なにせ野生動物が相手であり、その対応には苦慮している様子も窺えます。

近年は根室市内でエキノコックスによる人間への感染は報告されていません。
それでも北海道の調査によると、捕獲したキツネの中にはエキノコックス感染が確認された個体も多くあったそうです。
市側は「人間への警戒心が失われるなど様々な悪影響があるため、キツネに触れたり、餌をやらないで」と呼びかけています。
また場合によっては「箱罠を敷地内に設置しなければならないケースもあり、その際にはご協力ください」と話していました。

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