2021年12月17日金曜日

2021年 根室市議会12月定例月議会 補正予算・意見書など

2021年12月17日

根室市議会は12月定例月議会で補正予算を全会一致で可決しました
一般会計は88億5,415.8万円の増額補正で、予算審査特別委員会に橋本が委員として審議にあたりました
全国から寄せていただいたふるさと応援寄付金の基金積み立て(50億円)と寄付していただいた方への返礼品贈呈経費(30億5,847.9万円)等が主な内容です

橋本が質疑した内容について、一部ご紹介します

〇介護職員初任者研修等資格取得費助成金 151.1万円 増額

介護職員初任者研修と実務者研修にかかる受講費用の助成を行うもので、当初予算で10人を見込んでいたところ、決算見込みで22人の見込みになりました。
ところで、今回の助成金は介護保険の事業所に従事する職員を対象としており、障がい者関連施設の職員は対象となっていませんでした
実務者研修は介護福祉士を受験するために必要な研修です。
また障がい者施設の利用者も年々高齢化しており、そうした対応の必要性からも2021年度は障害者関連施設の職員も実務者研修を受講しています
障がい者関連の施設の職員も女性の対象とするよう求めたところ、市は来年度にむけて助成の対象を拡充することを検討すると答えました

〇市営住宅等整備工事 7,123.4万円 追加

国の社会資本整備総合交付金が追加配分されたため、来年度に予定していた光洋団地13号棟(新築・木造平屋1棟3戸)を今年度の追加補正予算として計上したもので、全額を繰越明許費として着工は来年度になります
ところで、2020年度一般会計決算審査特別委員会でも質疑しましたが、光洋団地の計画は実際のところ、国の交付金配分が厳しく予定通りの事業進捗となっていません
当初の予定では2021年度まで、新築が10棟30戸、改築が6棟24戸を実施している計画に対して、実際には新築5棟15戸、改築4棟16戸に留まっています(進捗率57%)
来年度から新たに改定する「根室市公営住宅等長寿命化計画」では10年間の整備計画を策定しますが、今後の光洋団地の整備についても検討していきます
現在、住み替え前の古い住宅に43世帯ほど居住されており、その方々の住み替えに適した戸数整備数に減少することが想定されます
市営住宅のニーズは近年減少している傾向にあるそうです。過去は例年100世帯ほどの申し込みがあったそうですが、現在ではその半分程度にまで減っています。

〇市立根室病院 オンライン資格確認システム整備委託 4,092千円 追加

 マイナンバーカードによる保険証確認システムの導入にかかる経費です。市立根室病院では2022年3月上旬頃の稼働を目標にベンダー側と調整を進めているそうです。
 新しいシステムの導入になりますので、早めの患者さんへの周知や、窓口が混乱しないようカードリーダーの機器に動作を補助するための人の配置なども病院側では考えているようです

12月定例月議会で採択された意見書は以下の通りです


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