2021年12月15日水曜日

根室市議会 12月定例月議会 一般質問 ①

2021年12月14日

根室市議会12月定例月議会が開催され、一般質問を行いました
その質問内容と答弁を要約してお知らせします

1. 根室市の財政運営について

(1)次年度の予算編成について 
【質問】 2020年度の市一般会計の決算は6億円を超える繰越金が生じたが、次年度(2022年度は再び赤字の見込みとなっており、その要因を伺う。また国の補正予算の影響を含め、次年度の予算編成に向けた財源確保対策について、特に市長が重視する観点を伺う。

【市長 答弁】 地方創生臨時交付金の増額など、新年度予算と一体的に編成する「16か月予算」として方針が示されているが、地方財政対策を含め、国の予算編成の動向を注視している。
 根室市の令和4年度の収支見通しは、ふるさと応援関連基金の積極的な活用を図っても、財源不足が生じているが、ふるさと納税については、まちの振興と発展、市民生活の向上に幅広く有効活用させていただき、将来を見据えた施策展開を図る。当市の新たな魅力や可能性を拓く各種施策に対して、重点的な予算配分に努める。

(2)今後の建設投資等に備えた財政対策について
【質問】今後の建設投資の拡大にともない市債発行額が増加し、将来的な公債費の増加が懸念される。現時点における公債費の見通しと、市としてどのような準備をしていくのか?

【市長 答弁】 これまで「投資的経費の重点化による市債発行の適正化」に取り組んできたことから、既存の地方債が返還終期を迎えるため、現在20億円程度の元利償還金が15億円程度ににまで減少する。
 令和10年度頃から大型事業の元利償還が始まるため、(その頃から)年間10億円程度の新規市債発行を見込んだ場合、令和13年度に約18億円台後半に増加して、以降は減少する試算。
 将来展望に立った計画的な減債基金への積立等により、持続可能な財政運営に努める。

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