2020年5月10日日曜日

「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」について

2020年5月6日に開催された根室市の「令和2年度第11回根室市新型コロナウイルス感染症対策本部員会議」で、国の経済対策(第3弾)で示されていた「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」の配分額が示されました
リーマンショックの緊急経済対策と国の予算規模は同じ1兆円ですが、リーマンショックのときは根室市に3億円以上交付されており、(人口減を考えても)それに近い数字が配分されるものと想定していました
しかし示された配分額は、その半分程度の152,916千円に過ぎません

この総額1兆円の内訳をみると、そもそも都道府県と市町村の「単独事業」には約7,000億円しか配分されておらず、それを都道府県と市町村で折半しているので、市町村分は3530億円にしかなりません
これはリーマンショック時(市町村配分6000億円)の半分だそうです
単純に考えても総額1兆円では、到底足りないことが分かります

補正予算にあたっての国会論議でも、1兆円で足りないことは指摘されていましたが、あらためて追加の国の補正予算では十分な議論をしていただきたいと思います

2020年 原水爆禁止世界大会 根室コース出発式

「2020年・被爆75年の国民平和大行進」の根室コース出発式が根室市役所前で行われました。
あいにくの雨模様でしたが、各団体から14名の方々が参加されました。

新型コロナウイルス感染拡大の影響から、全国通し行進者の行進が中止されました。
8月の原水爆禁止世界大会についても、オンラインの形式など、これまでと違った形での実施を検討されているそうです。
また各地でつなぎ行進には、様々な創意工夫のもと取り組まれるということで、今回の根室コース出発式でも主催者の皆さんはいろいろとご苦労されたものと思います。

新型コロナウイルス感染拡大の中、いま巨額の軍事費に予算を回すのではなく、いのちとくらしを守るための対策強化と国際的な協調・協力こそ求められています。
これまで日本政府はアメリカの「核の傘」に依存して、核兵器禁止条約に反対するという被爆国としては信じがたい態度をとってきました。
中東沖に自衛艦を派遣し、沖縄辺野古への米軍新基地建設をすすめ、ますますアメリカ追随の「戦争する国」づくりに邁進しています。
そればかりか、安倍首相はこの新型コロナ対策に便乗して「緊急事態条項」をはじめとした改憲をけしかける有様です。
なんとしても市民と野党の共闘をさらに発展させ、野党連合政権を実現し、核兵器禁止条約に署名、批准する政府を目指していきます。


2020年5月1日金曜日

(仮称)根室市総合体育館の整備基本方針


根室市教育委員会、今年月に「(仮称)根室市総合体育館」整備基本方針を策定しました。
昭和45年に建設された現在の青少年センターは今年築50年になります。
体育館用の鉄筋コンクリートの法定耐用年数は47年とされています。
もちろん耐用年数を越えても使用できますが、青少年センターは老朽化も進み、かつ耐震性もありません。
また現在の様々なスポーツ競技や市民のニーズに対して、施設機能やスペースが十分に対応できないことは、長年の課題でした。

このため市は「総合体育館」として新たな建て替えに向けて市民アンケートを実施し、有識者による「整備市民委員会」で協議を重ねてきました。また財源もふるさと納税を活用して基金の積立てを行ってきました(昨年度末で億円を積立て)。

しかし根室市は、塵芥焼却場の建て替えや、学校施設の大規模な整備を控えています。
そして市役所本庁舎の建て替えを、国の財源手当てがされる期間に間に合わせるために、急いで実施することになりました。
しかも今は新型コロナウイルス感染症への対策と経済対策のために、今後も相当な額の予算が必要になってきます。

これだけの大規模事業を連続で実施することは今の根室市の財政では大変に難しく、体育館の建設は後回しにせざるを得ない状況にあるものと思います。
ただ毎年4万人以上の市民が利用する施設です。
引き続き安全に利用するため実態の耐用年数を調べる調査等も行いながら、維持管理のための予算は十分に確保していく必要があると考えます。
整備基本方針(概要版)から一部を抜粋

特別定額給付金の申請がはじまりました

2020年5月1日
根室市議会5月緊急議会がおこなわれました
補正予算が可決され、新型コロナウイルス感染症への国の対策として、ひとり10万円の特別定額給付金の申請受付が根室市でも実施されます
郵送申請やオンライン申請のほかに、市総合文化会館に設置された窓口や、この連休中(5/1午後~5/6)は温水プール駐車場に特設されたドライブスルー形式の受け取り窓口を設置します
最短で5/8には支給されるそうで、そのために連休返上で作業にあたってこられる市職員の皆様には本当に頭が下がります
なおDV被害者などへの対応は国が示した方針の通りに、市でも対応がされます
市の窓口まで随時ご相談ください

また特別職の給与(市長50%・副市長20%・教育長10%)と、市議会議員の報酬(5%)を、それぞれ減額としました
温水プール駐車場の特設ドライブスルー受け付け会場

2020年4月22日水曜日

新型コロナウイルス感染症の根室市の対応について

2020年4月22日
根室市議会は4月緊急議会を開催しました

主な内容は、猛威を揮う新型コロナウイルス感染症に対する根室市の対策の第1弾です
今回は主に国民健康保険の傷病手当を支給するための条例改正と、7,000万円の補正予算が議決されました

国保の傷病手当は、国が示す基準通りです
すみやかに市としても実施したことは評価できます
ただし、国保のうち給付の対象となるのは被用者のみです。
同じようにCOVID-19に罹患(疑い)しても、個人事業主の場合は給付されません
市町村が独自に定める任意給付ですが、これは財政支援の対象を狭く設計した国の制度的な欠陥だと思っています
被用者と違って、個人事業主は病気療養が収入にどのような影響を与えるのかを、客観的に評価することは難しいです
しかし全国一律の基準を作るのは難しくても、保険税の申請減免制度のように窓口となる市町村がしっかりと個別状況を判断して、適切な範囲の給付を行うことは出来ないでしょうか?(窓口の職員の方は大変だと思いますが)
国保が都道府県単位化されても住民と密接な窓口を市町村に残した優位性は、こういう場合にこそ発揮されるべきと思います

補正予算は7,000万円です
内訳は、感染症対策事業経費3,000万円、緊急経済対策事業経費3,000万円です
ただしマスクや消毒液、非接触型体温計などは、品不足のため予算を持っても、いつ仕入れることができるか、市側も分からないとのことです
また飲食業や旅館に対して3月分・4月分の家賃5万円×2か月分(10万円まで)を給付する市独自の制度は大変ありがたい制度だと思います
緊急議会が終了した本日の午後から、申請の特別窓口が文化会館に設置されましたが、すでに多くの方が訪れたと伺っています

問題は、5月以降をどうするか、あるいは旅客輸送業など様々な業種に対して今後どのような対応をしていくかということです
市は各議員からの質疑に対して、5月6日の緊急事態宣言の終了時点で、感染の広がりや、どのような市中の経済状況になっているか見通せないことから、
3月に商工会議所と連携してアンケートを実施したが、その時にあらためて事業者の実情について把握し対策をとっていきたいとしています

根室市ではすでに「緊急経済対策展開計画」を示していますが(上図)、現時点はフェーズ1の「感染拡大防止策」をすすめているところです
いつの段階で、経済活動回復のためのフェーズ2の対策に移行していくことができるのか
そのためにも、まず市民と行政と一丸となって新型コロナウイルス感染拡大を食い止めるために、全力を挙げていきます
4/20から市民に次亜塩素酸水を配布(市役所ロビー)

2020年4月9日木曜日

政府は緊急事態宣言を発令し、緊急経済対策(第3弾)を公表

「自粛」による収入減少と損失を きちんと「補償」するべき 
政府は4月7日、改正新型インフルエンザ等特措法にもとづく「緊急事態宣言」を発令しました。
北海道は対象となっていませんが、5月6日まで「集中対策期間」として、これまでの感染予防対策を徹底していくとしています。
また、同時に政府は第3弾の緊急経済対策を閣議決定しました。
事業規模は108兆2000億円ですが、そのうち国と地方の歳出は合わせて39兆5000億円程度。
この緊急経済対策の内容について日本共産党は、
「国が強力に外出自粛を求めているのに、それによる国民の収入減と損失を補償するものになっていない」と問題点を指摘しています。

例えば、生活に困っている世帯や個人への支援として一世帯30万円の給付金制度が創設されます。
しかし、給付対象となる範囲をかなり狭めているため、逆に不公平な仕組みになりかねません。
かつ複雑な線引きであり、自分が給付の対象になるのかどうかを、自分で判別できる人は誰もいないでしょう。
その問い合わせだけでも各自治体の窓口は大混乱になると思います。また、おそらく申請から給付までに相当に時間がかかることが予想されます。しかも1回だけの支給です。
このままでは、「いま困っている人」を救うためには、さらに別な制度が必要になってしまうことでしょう。

根室市は上・下水道の減免を決定 影響が大きな宿泊施設と飲食業を支援 
4月8日、根室市対策本部は、経営的に大きな打撃を受けている飲食店と宿泊施設に対して、水道料金と下水道使用料を全額減免することを決定しました。
減免の期間は4月と5月分の2か月で、総額は約800万円程度と市は試算しています。また対象者からの申請手続きは不要で、市から対象者へ減免通知を行うとしています。
売り上げの減少が続く中、事業者にとって税金や家賃など固定経費が大きな負担となっているそうです。
市が出来る範囲の部分では、とても素早い対応をしたと思います。
ただし、新型コロナウイルス感染症の影響がどこまで続くのか見通せない中で、6月以降の対応をどうすべきか。
また今後、他業種でも経営的影響が明らかになってきた場合に、どう対応すべきか。
さらに離職等で収入減になった一般家庭に対して、現在の減免基準のまま良いのか。
引き続き、様々な課題について検討が必要です。

国民健康保険の加入者への支援対策を
国民健康保険について、収入減少によって保険税が支払い困難となる個人事業主やフリーランスの方などが心配されます。
国の緊急経済対策でも国保料・介護保険料等の減免に対する市町村への財政支援が明記されました。
市としても、より丁寧な窓口相談と積極的な減免対応を進めていく必要があると思います。
また窓口負担が全額自己負担になる資格証明書では、病院にかかることを控えて、結果的に重症化することが心配されます。
北見市は資格証明書が発行されている340世帯全てに2か月間の短期証を発行しました。
根室市でもこうした対応を検討するべきです。
また、政府が第2弾の緊急経済対策でも掲げていた国保の「傷病手当金」は、新型コロナの特例で発熱などで自宅療養した場合にも、働けない期間の給与収入の2/3が支給されます。その分を市町村に国が財源手当てします。
この傷病手当金は、各自治体が条例を定める必要があります。
なお道議会の宮川議員(日本共産党)への答弁によると、
現在、道内157保険者のうち、半数以上の87保険者で支給を検討している、とのことです。

2020年4月7日火曜日

ヒグマ出没情報について

2020年4月7日

新型コロナウイルスの緊急事態宣言に揺れる日本。
根室市内では、昨日と今日に市内の小・中学校で入学式・始業式が行われました
長いお休みとなってしまいました。感染予防のために、学校現場ではまだ大変な状態が続くと思いますが、子ども達が元気に登校することが出来て良かったと思います
緊張した日々はまだまだ続きます
そして世界中で、日本中で今なお多くの方々がウイルスに苦しんでいます
一丸となって、しっかりと協力し合って頑張って乗り越えていきたいですね

さて根室市によると、本日の早朝にヒグマ1頭の目撃情報があったそうです
有料老人ホームやガソリンスタンド、自動車工場などがある場所です
もう何年か前に公住でクマの足跡等が発見されたことがありますが、このように民家等の近くでヒグマが目撃されることは根室では珍しく、テレビ報道などでも取り上げられていました
市の職員や警察官の方々などが再三パトロールされていましたが、付近の住民の方は十分にお気を付けください

さて全道的な傾向と同じく、根室市でも2018年度と2019年度はヒグマ目撃情報は多くなっています
昨年は、車との接触や酪農家の牛が傷つけられるという事態も発生しました
今後はもしかすると、このように目撃することが、さらに増えるのかもしれません
あらためてヒグマとヒトとの関係について、私たちもしっかと学んで実践していく必要があるのだと感じました