2023年12月5日(火)
今年度の根室市総合教育会議が根室市役所で開催されました
総合教育会議は市長と教育委員会が、相互の連携を図りつつ、地域の教育の課題やあるべき姿を共有して教育行政を推進していくため、重点的に講ずべき施策等についての協議・調整が行われます(根室市のホームページから引用)
今回は意見交換として、北斗小学校、光洋中学校、根室高校の各校長先生方が参加されて、「未来につなぐまちづくり~ねむろっ子の郷土愛を育む」をテーマとして各校の取り組みを紹介され、市長や教育委員の皆さん方が意見交換をされました
北斗小学校の飯田校長は、北斗小学校をはじめ市内各学校の取り組みを紹介しつつ、「各校で多様な取り組みがなされているが、幼保小中高の取り組みが系統的なっていないのではないか」と問題提起。ふるさと根室を想い行動する子ども達をどう育んでいくのか、という視点で、「創造・探求・発信型の視点で、プログラムの妥当性・系統性・継続性を検証すること」や、
また昨今の働き方改革の中で教員の負担軽減の意味も含めて、地域と学校とをつなぐ「地域連携担当支援員」を配置し、市街地の各学校を巡回する取り組みなど5項目の私見を提案していました。
教育委員からは子ども達は根室という町のことしか知らないため、各地を転任する先生方から他の地域のことを伝えて欲しい、などの意見もありました
また市長からは、夏場の各校の状況について校長先生方から実情を伺いつつ、新年度から各学校をはじめ市公共施設でエアコンの設置を検討していく考えを示しました
また市教育委員会の各担当課から「課題と将来に向けた取り組み」として、新年度にむけて予算要求している内容について説明されていました
主な内容は、
- インクルーシブ教育の推進について
- 視察や研修機会の充実で人材育成と施策充実にむけた取り組みを進める
- ユニバーサルトイレ(多目的トイレ)の導入
- 放課後教室の開館時間の繰り上げ等
- 指導員の増員配置
- 文化財の環境整備等
- ノツカマフチャシの駐車場や展示施設の整備
- 歯舞湿原の境界柵の設置
- 和田屯田兵村の被服庫の改修
- 歴史と自然の資料館の建物の改修
- 新総合体育館建設
- R5年度に基本構想、R6年度以降に基本計画・基本設計
- 学校巡回図書とバリアフリー図書の充実
- 今年度から3校で実施してきた「学校巡回図書」を増やし、市内の全小中学校で実施
- 図書館の視覚障害者向けの図書整備を進める
といった内容が説明されていました
教育委員からはインクルーシブ教育の推進に向けて、「インクルーシブ遊具」を花咲港小学校に設置してはどうか、といった意見がだされました
いまの青少年センターから、新たに(仮称)総合体育館の建設が動き出している |
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