2023年12月13日水曜日

2023年 根室市議会 12月定例月議会 一般質問 ②/3

2023年12月13日

根室市議会12月定例月議会で一般質問を行いました
その質問内容と答弁を要約してお知らせします(続き)

2.「医療的ケア児」等への支援について
(1)市内事業者から提案された要望書に対する市の対応について
 今年9月に根室市に対して、市内の訪問看護ステーションの2事業所から合同で「医療的ケア児等に関する施策充実を求める要望書」が提出された。内容の詳細は省くが、項目としては、遠隔地にある専門的な医療機関への「受診機関の確保のための支援策」、「短期入院等による緊急時の受け入れ先の確保」、「災害時の支援」、日常生活用具等の購入など助成の拡充、そして「総合的な相談体制の推進」の5項目。
率直に言えば難しい課題も含まれているが、本人、家族にとってそれぞれが切実な課題。要望に対して市長も積極的に受け止められたと思う。また市担当課も、当事者の方々や関係機関等へ直接調査を行うなど対策を検討していると認識している。
今後、現在策定中の「根室市障がい者計画」および「根室市障がい福祉計画・根室市障がい児福祉計画」に十分に反映されることも含め、新年度からの市の施策として積極的に取り組んで頂きたい。

【市長 答弁】
9月8日に市内訪問看護事業所から受けた「医療的ケア児等に関する施策充実を求める要望書」は、受診機会の確保や緊急時の受け入れ、災害時の支援など5項目にわたる内容で、市として医療的ケア児等に対する支援の充実に向けて、より一層の取り組みが必要と認識。
現在策定中の「根室市障がい者計画」等にしっかりと位置づけするとともに、まずは対象世帯からの聞き取り結果もふまえ、優先して対応が必要とされた「非常用電源」や「移動用リフト」等の日常生活用具に係る支給品目の追加と基準額の改定について、令和6年度の実施に向け、準備を進める。
一方で、緊急時受け入れ先の確保など、投資の医療資源不足等の課題から、対応が難しい支援については、今年度発足予定の「根室市医療的ケア児等支援会議」での議論も活用しながら検討したい。

【再質問】
総合的にどのようにすすめるは来年度以降としても、緊急を要する課題もある。
中でも災害時の支援として、停電時に人工呼吸器や吸引機など医療行為に必要な電源確保の手段は、大規模な災害に限らず、例えば吹雪などでも停電が生じる場合も機器が使えなくなる事態も不安に思っている家族より声を聞く。
総合的な支援策を構築するまでの間の緊急的な措置をどうするか、事前に検討しておく必要がある。
また訪問入浴の再開が困難な状況がしばらく続くのであれば、入浴を補助する用具など代替支援策についても出来るだけ急ぎのご検討を頂きたい。

【健康福祉部長 答弁】
医療機器等の電源は急な停電などへの当面の対応で、担当課でポータブル電源装置を用意し、必要に応じて貸与するなどの対策を図るための事務をすすめている。
訪問入浴は、事業再開に向けて、民間事業所と取り組んでいるが、現段階で具体的な再開の状況に至っていない。医療的ケア児等については「日常生活用具」の給付品目で「簡易入浴浴槽」の追加も検討している。

【意見のみ】
災害対応は、使うような事態が生じなければ良いと思っているが、事前に想定して準備しておくことで、被害を軽減させるためのスムーズな対応ができると思う。

また以前、ご家族様からお話しを伺った時に、繰り返しお話していたのは「こんなことを言うのは、自分たちの我儘ばっかり言っているようだけど」と何度も話されていた。
私達ひとりひとり生きていくうえで、昨日から「インクルーシブ」という話も(議会で)出ているが、どのような支援を進めることで、その人らしく日常生活を送ることが出来るのか。市長もそういった点で積極的な受け止めをして頂いているものと思う。
一部には「根室は福祉に金を使いすぎる」という大変ありがたい評価の声もあるようだが。限られた財源だが、ぜひ専門職や本人を含め、集団的な討議のもと総合的な計画を今後も作っていって欲しい。

2023年9月8日、市内の2つの訪問看護ステーションの所長さん方が
石垣市長に要望書を提出、意見交換している時の様子


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