2021年11月19日金曜日

根室市コミュニティ・スクール研修会

2021年11月19日(金)

根室市教育委員会は「コミュニティ・スクール研修会」を市総合文化会館で開催し、市内の学校関係者・保護者など約60名程が参加していました
根室市では、2021年度に歯舞学園校区、そして2022年度から市内すべての中学校区でコミュニティ・スクールを実施する予定になっています
開会あいさつで、波岸教育長は「学校と住民が地域で育てたい子ども像について十分に共通理解を深めることが必要」とあいさつされていました

研修会では元北海道CSアドバイザーで伊達市教育委員会教育部参与の櫻井貴志氏が「これまでの取組を生かしたコミュニティ・スクールの推進に向けて」というテーマで講演をされ、コミュニティ・スクールの基本的な概要や先進事例の取り組みの説明を聞きながら、今後根室市としてどのような形で取り組んでいくべきかについて、学びました

櫻井氏はコミュニティ・スクールは、
地域や保護者の方々が学校運営に参画し、学校を応援する仕組みだが、あくまでもツールであり設置することが目的ではないと指摘します
まず、校長が作成した「学校運営の基本方針を承認」し、どのような子ども達を育てていきたいのか、ビジョンを共有します
熊本地震で避難所を運営した事例や、コロナ禍で学校職員と一緒に清掃や消毒をした事例、町内会役員会に生徒が参加して活性化するなど先進的な事例なども紹介していましたが、
無理をせずに、これまで地域で取り組んできた「北方領土学習」や「はぼまい学」などの取り組みをコミュニティ・スクールの中に取り組んでいくことを提案されていました

まとめとして櫻井氏は、コミュニティ・スクールは
根室市の学校を応援する仕組み、根室市の子ども達を地域みんなで育てていくための仕組みづくり、それぞれの役割を再確認する仕組み、として
そうした仕組みを通じて、子どもたちにいろいろな力を育てていくものと説明されました




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