2022年12月16日金曜日

2022年 根室市議会 12月定例月議会 補正予算

2022年12月16日

根室市議会12月定例月議会では補正予算審査特別委員会が行われ、そのうち一般会計では、ふるさと応援寄付金に対する返礼品贈呈経費や燃料単価増による影響など、70億4,843万7,000円の補正予算を可決しました。

今回の補正予算の主な内容をご紹介します

【一般会計】

燃料費や光熱水費(電気代)の増額
今回の補正予算分だけですが、ざっくりと一般会計分で足してみると、年度末までに3,789万8,000円もの増額を見込んでいます。
しばらくの間は燃料費、電気代の高騰は続くものと思いますが、果たして今後どのようになっていくのか大変に懸念されます

国際交流事務経費 -314万4,000円 減額
国債姉妹都市のアラスカ州シトカ市に親善調査団として高校生など関係者(5名)を派遣し、今後の姉妹都市としての交流の在り方などについて意見交換を行い、将来的な交流の推進に向けた協議を行うことを目的としていました
はじめに予算化したのは2020年度の時でしたが、新型コロナ感染拡大のため、3年連続で実施が見送られています
来年度こそは実施できる環境になっているでしょうか?

ふるさと納税推進事業経費 25億円 増額
主に返礼品の贈呈経費の増額分です。全国からお寄せ頂いたふるさと応援寄付金ですが、2022年度は当初予算額に加え、6月と10月定例月議会の補正予算と今回の12月補正分(50億円)を合わせて、100億円を各基金に積み立てる予算としました。

歯舞会館整備工事 -1,155万円 減額
屋根などの工事を予定していましたが、着工のため詳しく調査したところ、破損や修繕するべき箇所が増え大規模な工事となる見込みになることが判明しました。そのため工期もさらに伸びることから、今年度の予算は一度減額して、2023年度にあらためて予算化、工事を実施する予定となりました。

(仮称)花咲港ふるさと館整備工事 -2,654万5,000円 減額
工事の入札減です。そのほか工事の財源の内訳として、当初は「浜の活力再生・成長促進交付金(水産業強化支援事業)を想定していましたが、予算枠が継続事業でいっぱいのため、残念ながら事業採択とならず、代わりに北海道の地域づくり総合交付金の事業として採択されました
※水産業強化支援事業 -1億7500万円、地域づくり総合交付金 +8620万円
 入札減 -2,654万5,000円、ふるさと応援寄付金の基金で穴埋め +6,225万5,000円

北方四島交流事業経費 -1,657万3,000円
主に四島交流の人道支援(医療支援)について、今年度も実施できなかったことによるものです
元島民の方々の高齢化も進む中、一刻も早くウクライナ侵略が終了し、北方墓参をはじめとした四島交流の再開が待ち望まれます

ファミリサポート会員数増などによる委託料の増額 +56万円
今年(2022年)9月から根室市ではじめて民間事業者として稼働したファミリーサポートセンター事業について、当初予算では国の補助単価(会員数50人-99人)180万円でスタートしましたが、12/13時点で会員数103名登録となり補助単価200万円への引き上げと、提供会員向けの講習会の実施補助分として24万円があらたに追加されました。
このファミリサポート事業について、橋本は質疑しましたが、平日で一時間800円という利用料単価が高額であり、利用者から一部声も出ていました。しかしこの利用料を引き下げると子どもを預かる提供会員の活動報酬が減額となってしまいます。元々、子どもを預かるという責任のある仕事を近所の助け合いやボランティア的な役割として国が制度化したシステムのため、こうした矛盾がどうしても生じることがあります。
当面の間、国の制度としてひとり親家庭や非課税世帯などへ利用料補助の制度が国の仕組みとしてあるため、そうした制度の活用を図っていくこと。そして将来的には利用料そのものに対して補助制度等の仕組みをぜひ検討して欲しいと求めました
市側は来年度からの実施に向けて事業者側と協議・検討したいと答えています

北海道水産多面的機能協議会負担金 +300万円
今年度に国の「北海道赤潮対策緊急支援事業」が行われ、根室市内でもウニの調査などが実施されています
その後、さらに国の予算が追加配分され、ホタテ漁場の調査等の事業が実施されます(事業の実施主体は根室沖合ホタテ漁場保全会)
来年2月から根室沖でホタテ種苗の生存調査のほか、事前に水質調査や水中ドローン等によるより高度な漁場環境調査などが実施される予定とのことです

旧花咲小学校校舎等解体工事 -3億3,187万円
令和4年度から旧啓雲中学校の校舎に移転した花咲小学校の元校舎ですが、令和4年度中に解体工事を実施する予定でしたが、解体の前段階でアスベスト調査を実施したところ、改築を重ねた古い校舎のため想定外の場所から大量のアスベストが検出されました
そのため次年度にかけてさらに詳細な調査を実施するため、解体工事が延期されました。
今年度当初は解体費として約3億円を予算化していましたが、飛散防止などアスベスト対策のため、今後実際に解体工事する際はさらに高額になるのではないかと想定されています
なお旧校舎に残された卒業制作のレリーフは既に回収保存されたこと、また職員室前の看板については直ぐに取り外すことが難しいため、解体工事の際に回収して保存・活用する考えであることを、須崎和貴議員(会派紬)の質疑に応えていました

市立根室病院の補正予算
収益的収入では、コロナ対応の感染症病床確保促進事業費補助金が追加で+3億4200万7000円が追加になっていますが、医業収益では予算を-7,276万9,000円減額しています
収益的支出では、高額医薬品・新型コロナ検査試薬使用料の増などで+1億529万8,000円、電気料や燃料費、感染性廃棄物の増加、臨床検査件数の増による経費も+4,100万5,000円増加しています
また工事では、市立根室の救急外来の前に救急車両を停め患者さんを搬送するとき、風等をさける庇(屋根)を新たに設置するための調査が行われます
それは良いのですが、正面玄関側では寝たきりや車イスの患者さんを乗せた車両が、後続車の邪魔にならないように屋根の無い奥の方に停車して患者さんを乗降させています。
橋本は予算委員会の質疑でそうした車に乗る方が雨雪が当たらないように屋根等を設置することも検討するよう求めました
さらに正面玄関側は屋根の柱が死角になって横断する患者さん等が見えづらく、より安全性の確保するためミラー等の設置を検討するよう求めました

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