2025年12月1日
今年も「北方領土」問題を全国に発信し、国民の関心や世論を盛り上げようと、元島民をはじめ47都道府県から返還運動関係者ら約500名が都内で約2キロメートルのアピール行進を行いました。
根室管内一市四町による北方領土隣接地域振興対策根室管内市町連絡協議会が主催し、2007年から今回で18回目の開催です。
銀座ブロッサム中央会館でおこなわれた出発式では、北隣協会長の石垣雅敏根室市長は、
「北方領土問題が置き去りにされることを懸念すると述べつつ、この厳しい時にこそ、先達の思いもこめ北方領土問題の早期解決にむけた志をさらに高く掲げ、全国民が一丸となって日本政府の外交交渉を後押しするために力強く行進し、この東京から安藤石典と変わらない私達の熱い思いを発信しよう」と主催者あいさつを述べました
元島民代表の決意表明では歯舞群島・多楽島出身の工藤繫志さんが
「返還要求運動の火を消すことなく邁進し、北方領土問題の早期解決に向け力強く行進する。」と決意表明しました。
「島を追われてから80年。望郷の念も叶わず他界した多くの同胞たちの墓前に吉報を伝える日まで、返還要求運動の火を消すことなく邁進する。この無念の思いを将来への希望に変え、みなさんと共に北方領土問題の早期解決の声を上げ、力強く行進する」と宣言しました。
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