2025年11月25日
大規模な太陽光発電所を月岡町に建設する計画している「自然電力グループ」が住民説明会を市総合文化会館で開催。
市民ら約70名が参加しました。
44㏊という広大な敷地に総出力30メガワット(送電線接続出力19メガワット)と隣接地に建設を計画している根室西浜太陽光発電の約1・25倍。
根室市内の発電所としては最大規模です。
参加者からは景観やパネル処理、反射光の影響など不安や反対の意見が相次いで出されました。
ただ今回の事業者側が地域の理解を得るために丁寧な説明を、また事業実施のためには市民合意を得ることを前提として今後も繰り返し説明や懇談の場を作ろうとしている姿勢は評価できます。
筆者がこれまで再エネ施設について住民合意を求める署名や自治体独自の課税制度の創設を求める署名活動などに取り組んできた経験から、多くの市民の反応としてメガソーラー等に対するアレルギー的な拒否反応が強くなっていると実感しています。
それはこれまで市内に再エネ発電所を建設してきた事業者が、自分達の知らないところでいつの間にか次から次と大規模発電所を建設し、景観を壊してきたことに対する怒りの感情なのだろうと思います。
ましてや巨大な施設が2つも立て続けに建設される計画です。
こうした中で事業者だけでなく、市行政・議会を含め、地域・市民との「合意」とはそもそも何か、そのあり方が問われていると思います。

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