2024年1月9日
根室市市民課の統計によると、昨年1月~12月までの根室市民の出生数は96名と100名を下回りました。死亡者数は420名とのことでした。
前年(2023年)の時点では、出生数は過去最少を、また死亡者数の過去最大を更新し続けてきた過去の流れにストップがかかったように見えましたが、やはり社会減の傾向は続いています
社人研の推計では10年後、2035年は18,046人に減少することが見込まれています
近年は転出超過の社会減よりも、出生数より死亡数が上回る自然減の方が影響が大きくなっています。
社会減の影響を押しとどめている理由はやはり外国人技能実習生など外国籍の方が来てくださっていることかと思います
2024年も外国籍の方は転入339人、転出176人と155人増加しています
根室市内でも長く営業してきた商店などの閉店が相次いでいます。
一般論ですが、人口減少が進むとスーパーなど小売業、医療・福祉をはじめ生活関連サービス業の維持が難しくなり、生活必需品やサービスを地域で得ることがさらに厳しくなる可能性が指摘されています。
12月末で717人(人口の3.2%)おられるのことは、地域産業の担い手としてもちろんのこと、地域の経済活動としても大切な存在なのだとあらためて思いました
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