2024年9月13日
根室市議会12月定例月議会で補正予算審査の特別委員会が行われました
そのうち一般会計では、ふるさと応援寄付金に対する返礼品贈呈経費や訪問入浴サービスの委託など、48億4,640万6,000円の補正予算を可決しました
今回の補正予算の主な内容をご紹介します
【一般会計 補正予算 第3号】
ふるさと納税推進事業経費 +14億8,059万円
ふるさと応援基金など関連12基金と財調等への積立金 +33億4,314万6000円
報償費10億5,000万円は主に返礼品の贈呈経費の増額分です。全国の皆様へ心よりお礼申し上げます。
積立金は2024年度は当初予算額20億円、9月補正30億円を合わせて、計50億円を各基金に積み立てる予算としました
そのほか、
財政調整基金への積立金 +1億7,000万円 → 残高 約20億6348万8,000円
備考資金組合超過納付金 +1億6,000万円 → 残高 約9億9,458万6,000円
減債基金への積立金 (今回は無し) → 残高 約10億4,541万6,000円
日中一時支援業務委託料 +402万5,000円
医療的ケア児を緊急的に市内の事業所で日中預かりしたものです。
今年度は緊急的に1名利用しており、今後さらにもう一名利用される予定です。
通所入浴サービス業務委託料(障害者) +21万6,000円
通所入浴サービス業務委託料(高齢者) +75万6,000円
介護支援用備品 +19万2,000円
2023年6月に訪問入浴サービスが休止されて以来、他の事業者も含めて再開のめどがたたず、代替措置として市内の老健施設「セラピーこざくら」に委託して、送迎付きの「通所入浴サービス」を今年10月から実施します
隔週土曜日に月2回から実施して、定員は1日3名まで。現在の利用者は9名(高齢者7名、障害者2名)が見込まれています
セラピーこざくらにとっても「通所入浴」は初めての取り組みであり、新規利用などについては実施後に様子を見ながら検討していきたい、としています
予算の算定規模は、単価18,000円×9名×6か月(10月~3月)とストレッチャー代(680,691円)あわせて1,652,691円ですが、執行残48万9,000円を差し引いた額が補正予算として計上されています
医科大学の「寄附講座」設置に関する情報収集等の旅費 +31万5,000円
旭川医科大学が将来的な地域医療の充実の観点から、研究や人材育成を確保し、将来的な医師派遣を目指すなどの「地域医療創成プロジェクト」を立ち上げ寄付講座設置について検討をはじめています。
今後の大学側との協議や、また札幌医科大学からの情報収集、意見交換等も想定し必要な旅費を追加しました
地球温暖化対策実行計画策定委託料の財源補正
市では今年度と令和7年度の2か年で地球温暖化対策実行計画(区域施策編)の策定作業を行っています。
北海道市町村振興協会と環境所の補助が採択されたため、
「いきいきふるさと推進事業補助金」129万円
「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金」552万7,000円 計 681万7,000円
を一般財源から振り替えます
農業振興経費 +125万3,000円
根室市の農業用水施設を建設しようと簡易的な測量をしたら、既存の施設が一部民有地にかかっていることがわかり、その所有者から土地を購入する経費 +15万3,000円
本測量の委託経費 +110万円
水産業強化対策事業補助金 +1,136万1,000円
落石組合では今年度新たに加工処理施設を整備します
国の補助金を活用して行われており、市の当初予算(いわゆるトンネル補助)で2,930万円の予算を計上していました。
今回は新たに加工設備工事費(ゆで加工用蒸気ボイラー、3Dフリーザー等)も補助対象になったため、補助額が増額されました
総事業費 89,455千円
建設工事費 40,918千円
機械設備工事費 14,430千円
電気設備工事費 9,240千円
加工設備工事費 24,867千円 ⇒ 今回この1/2が補助額で追加
消防施設整備事業経費 +122万1,000円
北海道開発局が落石漁港(浜松地区)の整備(道路の拡幅)を行うために、その場所に設置されていた市の既存の防火水槽の移設が必要になり、その測量調査の委託料です
来年度に高台のほうに防火水槽の新設工事を行い、その後に撤去する予定だそうです
市立学校適正配置推進事業経費 -3341万8,000円
北斗小学校・柏陵中学校の移転、義務教育学校建設の基本設計委託料の入札減です
基本設計の契約期間は3月末をめどに現在、学校教員をはじめ、PTAも含め協議中です。
和田倉庫屋根補修工事 +258万9,000円
中学校体育連盟補助金 +148万7,000円
中体連は北海道中学校体育大会及び全国中学校体育大会に係る助成をおこなっており、
光洋中学校の卓球部、バトミントン部の全国大会出場のため、中学校体育連盟補助金の不足分を助成するものです
助成基準は、実参加出場日数の旅行日を加えたものを遠征の基本日程とし、
対象を引率者(引率生徒10名以上は2名、今回は10名以下なので1名)、選手(登録される最小必要人数:バトミントン2名、卓球8名)
助成額は交通費、宿泊費(1人1泊:10,900円)、昼食は1人1日770円(全国)
【流通加工センター 特別会計】
汚水処理施設災害復旧工事 175万3,000円
7月29日の強風により汚水処理施設の屋根が被害を受け、その補修工事を行うものです
なお建物総合損害共済災害共済金より半額助成があるようです
【病院事業会計】
市立根室病院入院病棟等空調整備改修実施設計業務委託 +1,485万円
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