2023年5月23日
5月23日と24日に根室市議会の文教厚生常任委員会は、市内の子育て支援施設3か所を視察しました。
子育て相談所「ぶらんこ」(まつもと保育所に併設)と「つどいの広場クルクル」は、昨年度から開始した子育て世代包括支援センターで重要な役割を担う施設です。
子育て相談所には昨年は延べ62件の相談があったそうですが、徐々に支援に対する連携が進んできているそうです。
クルクルではちょうど利用されている方からお話を聞くことができました。
クルクルに対しては「小さな子どもを遊ばせるモノが充実していて、(親も)ゆっくりできる」と話していました
また市内の子育て環境について「子どもを預けられる場所や小さな子どもを遊ばせる環境をもっと増やして欲しい」という声がだされました。
昨年9月から市のファミリサポート事業を委託運営する「O´hana」(オハナ)は、現在利用会員(100名)・提供会員(12名)・両方会員(13名)それぞれ合わせて125件の登録になっています。
ただやはり全国的な傾向と同様に提供会員の体制が厳しく、運営スタッフ側の負担が大きい状況とのことです。
また根室の場合、子どもの預かり場所として提供会員の自宅ではなく、オハナの施設を利用するケースが多く、自宅預かりを出来る提供会員の拡大が課題と言います。
なお今年度から市の独自施策で利用料を半額を助成されました。これについて利用者から「大変ありがたい」と喜ばれているそうです。
市としても引き続き、様々な支援策を進めていくことが重要と感じました。
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