2023年5月7日
原水爆禁止日本協議会(日本原水協)による、「2023年 原水爆禁止国民平和大行進」の根室コース出発式が納沙布岬で行われました
根労連など労働組合や市民団体等20名ほどが参加し、出発式のあと、市街地で核廃絶を訴えるアピール行進を行いました
原水爆禁止国民平和大行進は全国各地から8月の被爆地の広島・長崎を目指して、核戦争阻止、核兵器の全面禁止をアピールしながら日本中を行進で繋いでいます
1958年にはじまり今年で66回目を迎えます
コロナ禍でこの3年間は市役所前でのアピール宣伝だけおこなってきましたが、4年ぶりに根室コース出発式とアピール行進を行うことができました
根労連の中山議長は「今年の平和大行進はこれまで以上に重要だ。戦争か平和か私達の未来がかかった情勢のもとで行われる」として、「日本政府が行うべきことは戦争の準備ではなく、憲法を活かした平和外交だ。被爆国として核兵器禁止条約に率先して参加し、核兵器の無い世界の実現へイニシアティブを発揮することだ」と述べました。
釧路原水協の三坂さんは、近年の情勢として
「各自治体に被爆地に届けるペナントに首長・議長・教育長の記帳署名をもらうため要請をおこなっている。これまでは全ての釧根管内の自治体でOKだったが、数年前から別海町長や釧路市長から拒否されている」と懸念される状況を報告していました
通し平和行進者である札幌西・手稲区原水協の小川基弘さんは、根室コースに参加するのは今年で4回目です
「原爆により多くの方が亡くなり、今もなお苦しんでいる。この悪魔の兵器を何としても無くさなければならない。元気いっぱいアピールしていきたい」と抱負を語りました
翌日の8日以降には根室市長、根室市議会議長、根室市教育長を訪問し、浜中、釧路町、釧路市など釧根管内の自治体を巡る予定になっています
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