2022年9月23日金曜日

高齢者の運転免許証 自主返納せずに免許更新を流してしまっても(自主的に失効させても)ハイヤーチケットが支給されるように改善してほしい

2022年9月23日

根室市では交通安全対策を推進するために2017年度(平成29年度)から、高齢等の理由から運転免許証を自主返納した方に対してハイヤーチケットを支給する「根室市高齢者運転免許証自主返納奨励事業」を実施しています

根室市のホームページから引用(リンク先)
根室市では、満75歳以上で車の運転免許証を自ら返納した方(自主返納した日から6ヶ月以内)に、運転経歴証明書交付手数料(1,100円)の助成と、ハイヤー乗車券(550円×20枚【11,000】円相当 ※申請から連続した3ヶ年度を限度)を支給し、移動手段を支援いたします。(平成29年4月1日実施)

この制度開始から2021年3月までの5年間で446名の方が利用されています(新規申請者数の累計:根室市市民環境課による統計資料から引用)
都会に比べて公共交通機関が少ない地域であり、自家用車を手放すことで移動が難しくなる方も多いこともあり、大変にありがたい制度だと思います

運転免許証自主返納によるハイヤーチケット申請件数の推移(新規申請分のみ)
【根室市・市民環境課が作成した統計資料から引用】

ところでこの制度は、警察署で運転免許証を「自主返納」する手続きをしないと、ハイヤーチケットの給付を受けることが出来ません。
実は「高齢でクルマを止めようと思ったが「運転免許証を自主返納」せずに、そのまま免許の更新を『流して』しまったため、ハイヤーチケットの給付を受けることが出来なかった」という話を、複数名の方から伺いました

大変にもったいないので、もしこれからクルマの運転を止めようという方がおられるなら、ぜひ忘れずに「自主返納」の手続きを警察署でとっていただきたいと思います

しかし、免許を自主的に失効させた方も交通安全のために運転を止めたという意味では、実質的に「自主返納」同じことだと思います
根室市も、そうした方を救済できるように制度の要綱を見直ししていただきたいと考えます

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