2022年9月28日
9月16日と26日に、須崎和貴市議(会派 紬)のご実家で「コンブ干し体験」をさせていただきました。
以前に鈴木市議もお世話になりましたが須崎家の皆様には、お忙しい中にも関わらず度々本当にありがとうございます。
生まれてはじめての体験に「生のコンブって、こんなヌルヌルしてるんだ!」
とひとりで大騒ぎしていました。
やり方を教えて頂き、ヨタヨタしながらコンブを引っ張って並べます。
秋晴れの下、さほども動かないうちにすぐ汗びっしょりになりました。
干場一面にコンブが並べられた風景は幾何学模様のようにきれいでした。
並べて干して、根っこを切って、乾燥機小屋に運んで…。
見学・体験したのは作業全体の一部と思いますが、本当に多くの人手と時間が必要な仕事だと実感します。
「今日はいつもより少し多いけど、今年は量が採れなくて大変だった」とご主人。9月末の頃だったので、もうナガコンブは一部が枯れたり短くなっています。
「今年のナガコンブは良い値段が決まったが、それでも焼け石に水みたいなもんだ」と話されていました。
夏に出漁できた回数が少なかったことも影響しているようです。
須崎議員は「国等の予算で昆布漁に対する支援策は省エネ化の推進など一部の対策で、その内容に疑問を感じる」と言います。
乾燥機小屋の施設が老朽化したら建て直したり、また干場の砂利を敷き直すのにも多額の経費がかかります。
「それだけコストをかけても、あと何年やれるというのか」と話されていました。
昔に比べ生産高が減少し、また地域の後継者や担い手も極めて厳しい状況が続いています。
地域あるいは日本の重要な産業を担う生産者さんの大変さをうかがい知ることが出来た貴重な体験となりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿