2022年7月20日水曜日

歯舞地区の湿原の現状等について行政視察を行いました

2022年7月20日

根室市歴史と自然の資料館 外山学芸員の案内で、歯舞地区の湿原の現地を視察しました
今回は議会の公式的な視察として全議員によびかけて、13名の市議さんたちが参加されました

根室市内にある湿原の総面積は、歯舞群島をのぞく行政区面積の9%(約3600ha)にもおよびます
そのなかでも歯舞地区の湿原は、根室半島の台地上に位置する約1万年以上の歴史をもつ湿原で、かつ水のたまりにくいはずの斜面に形成されているとても珍しいタイプだそうです
泥炭が基盤のうえを毛布を掛けたように覆う、ブランケット型泥炭地ということが、近年の研究でわかったそうです

パッと見ていわゆる「原野」との区別がつかないのですが、中にはいると多様な植物の姿を見ることができます
また湿原のいわゆるカーボン・シンクの機能としても重要であり、本来的に自然を守るのための再生可能エネルギーで開発することで、逆に無残に壊されてしまうことは、できるだけ回避させていかなければならないと思いを強くしました




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