2015年6月9日火曜日

いわぶち友さんと森つねとさんが根室に来ました

2015年6月9日

日本共産党国会議員団北海道事務所から「日ロサケマス漁業・領土問題等調査団」として、岩淵友(いわぶちとも)さん、森英士(もりつねと)さんらが根室を訪れました
岩淵友さんは来年おこなわれる参議院選挙の比例代表予定候補として、北海道・東北を活動地域に活躍しています
また森英士さんも、同じく来年の参議院選挙で北海道選挙区から立候補を表明し、全道を駆け回っています

根室市役所で副市長さんと水産経済部長さんから、根室漁協では専務さんから、日ロ漁業問題で揺れる根室の漁業の状況を説明していただきました
5月14日からはじまったロシア200カイリ内の日本漁船のサケマス漁業の操業条件をきめる政府間交渉は6/9時点でもまだ妥結に至っていません(昨年は6月1日に出漁解禁されてます)
妥結調印しても出漁許可が出るまで12日もかかり、7月末までの操業期間がどんどん短くなっていきます
一刻も早い交渉妥結が望まれます
そして、ロシア下院で審議がすすんでいる2016年度からロシア水域の流し網漁を全面禁止する法案の問題です(新聞報道では今日の議決は延期になったようですが)
「昭和50年代の200カイリ問題のときには代替漁業として沿岸資源の開発としてホタテ魚場を造成したが、今度ロシアの海面から日本船が締め出されたら代替の漁業はない」、と根室漁協の専務さんは語ります。「国の力で漁業外交をしっかりすすめていただきたい」、と
また、「国全体で必要な漁業生産量を確保するために、どれだけの漁業者が必要になるのか。自然成り行きにまかせていては淘汰される。国がしっかりとした対応をすすめ、また特に漁家の子ども達にとって魅力ある漁業政策をとっていく必要がある」と述べておられました

千島歯舞諸島居住者連盟では副理事長さんから、島を追われた終戦当時の厳しい体験をはじめ、領土返還運動の現状や後継者育成など課題等について説明くださいました

根室市役所
根室漁協
千島歯舞諸島居住者連盟
納沙布の北方館

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