2015年6月30日
根室市と根室水産協会が毎年開催している水産業講演会では、
「今年のサンマ漁況・海況の見通し」をテーマに、釧路水産試験場 研究主任 稲川氏亮が講演をされました
稲川氏は、
昨年、2014年のサンマ漁況の特徴として
・水揚量は、全国・全道ともに、前の年を上回った
・水揚げ金額は、全国では前年を上回り、全道ではやや下回った
・8月上旬~10月下旬の体調組成では、前の年と比べて、29㎝以上の大型の割合が多い
・サンマの漁場形成の移り変わりでは、道東沖を南下して三陸への南下が早かった
等と指摘していました
また、2015年のサンマ漁業に関する魚海況の情報として、
漁期前の調査船による調査等から、
・サンマの魚場の出来やすい13~14℃海水温が道東沖にまで北上してきているが、北上してくる群れは来遊量が少ないと考えられるのではないか
等と見解を述べていました
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