2025年12月9日火曜日

2025年 根室市議会12月定例月議会 日程・一般質問の項

 2025年12月9日
 
根室市議会12月定例月議会が12月16日(火)~19日(金)に開催されます。
今回は10人が一般質問を行います。

【 日 程 】
12月16日(火) 10時~ 本会議 
 一般質問(6名)
  日本共産党から4番目に鈴木議員、6番目に橋本竜一が質問を予定
 佐野議員 →吉田議員 →久保田議員 →鈴木議員 →須崎議員 →橋本竜一

12月17日(水) 10時~ 本会議 
 一般質問(4名)・議案説明など
 中村議員 →冨川議員 →阿部議員 →本田議員

12月18日(木)
 10時~ 総務経済常任委員会(委員長:橋本竜一)
 14時~ 文教厚生常任委員会(鈴木議員が参加)

12月19日(金) 
 10時~ 予算審査特別委員会(橋本が参加予定)
 17時~ 本会議(採決など)

【 通告した一般質問の項目 】
12月16日(火) 4番目 鈴木 一彦
1.物価高騰対策について
2.「北方領土返還要求中央アピール行動」について
3.インクルーシブ社会の実現をめざした取組について
(1) インクルーシブ社会の形成について
(2) インクルーシブ教育の推進について
 ①当市における現状と課題について
 ②インクルーシブ教育における特別支援教育のあり方について

12月16日(火) 6番目 橋本 竜一
1.地域共生社会について
(1) 高齢化・人口減少社会における地域を支える担い手について
(2) 民生委員児童委員の状況について
(3) チームオレンジの取り組み状況について
(4) 身寄りのない方の死後事務等について
2.消防行政について
(1) 市消防職員の定数について
(2) 救急車の適正な利用について

2025年11月19日 根室市卓越技能者・中小企業勤労者永年勤続表彰式


2025年12月1日月曜日

北方領土返還要求中央アピール行動

2025年12月1日

今年も「北方領土」問題を全国に発信し、国民の関心や世論を盛り上げようと、元島民をはじめ47都道府県から返還運動関係者ら約500名が都内で約2キロメートルのアピール行進を行いました。
根室管内一市四町による北方領土隣接地域振興対策根室管内市町連絡協議会が主催し、2007年から今回で18回目の開催です。
日本共産党のいわぶち友参議院議員も来賓の1人として参列されました 

銀座ブロッサム中央会館でおこなわれた出発式では、北隣協会長の石垣雅敏根室市長は、
「北方領土問題が置き去りにされることを懸念すると述べつつ、この厳しい時にこそ、先達の思いもこめ北方領土問題の早期解決にむけた志をさらに高く掲げ、全国民が一丸となって日本政府の外交交渉を後押しするために力強く行進し、この東京から安藤石典と変わらない私達の熱い思いを発信しよう」と主催者あいさつを述べました

元島民代表の決意表明では歯舞群島の多楽島出身の工藤繫志さんが
「島を追われてから80年。望郷の念も叶わず他界した多くの同胞たちの墓前に吉報を伝える日まで、返還要求運動の火を消すことなく邁進する。この無念の思いを将来への希望に変え、みなさんと共に北方領土問題の早期解決の声を上げ、力強く行進する」と宣言しました







2025年11月10日月曜日

北海道市議会議長会道東支部議員研修会

2025年11月10日

北海道市議会議長会道東支部議員研修会が北見市内で開催され、道東6市の市議会議員さん方が参加しました
研修会では一般社団法人ロコ・ソラーレ代表理事の本橋麻里氏が「スポーツと地域活性化」をテーマに講演されました

スポーツを通じて地域を元気にする、長年にわたる活動
それを推進する本橋氏のバイタリティと能力に感銘を受けました




2025年11月8日土曜日

「春国岱・風連湖」ラムサール条約湿地登録20周年記念事業に参加しました

2025年11月8日

春国岱風蓮湖のラムサール条約湿地登録20周年記念事業に参加しました。
市民の方など約40名ほど参加されていました。

午前中は根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターで講演会。
根室市歴史と自然の資料館の外山氏が「春国岱ハマナス群落再生プロジェクトについて」と
環境省釧路自然環境事務所野生生物課の奥野氏が「春国岱の植生保全・エゾシカ対策に関する取り組み」を講演。
これまでの活動内容や成果について報告されました。

午後からはネイチャーセンターでレンジャーの掛下氏から春国岱についての解説をしていただいた後、
一行はバスでハマナスを保護するシカ柵を設営している現場に向かいました。

これまで5箇所(20メートル四方)に設置していたシカ防除柵を、今年度は連結するような形で大きな柵に更新する作業が行われていました。
これまでは関係者の皆さんが手作業でシカ柵を設置、補修を行っていましたが、今回は建設事業者さんによる立派な囲いが作られていました。

建設事業者さんの指導のもと参加者は柵の設置作業を少し体験したり、
午前中の講演会で聞いていたシカ柵の効果を実際に見て実感したり、
鳥獣保護区である春国岱の中で、環境省が実験として行っているエゾシカの囲いわなについて解説を受けました

ちょうど満潮の時刻で、遊歩道の内側にまで湖の水が広がる様子は初めて見ました
オオハクチョウや多くの鳥の姿が見られました

途中、参加者が乗車したバスが埋まるハプニングもあり、
また朝から雪が降って、春国岱でも冷たい風が吹いていましたが、
大変に勉強になる講演・見学会でした

企画運営された根室市や環境省はじめ関係機関の皆様、貴重な機会をありがとうございました


















2025年10月19日日曜日

根室の洋食文化の歴史を学ぶ 明治時代の洋食店「西洋亭」 当時の再現メニューを試食

  10月19日、根室市の歴史と自然の資料館講演会「明治時代の洋食店西洋亭の記憶」を聴講しました。西洋亭創業者の子孫による講演などが行われ、当時のメニューを地元飲食店が再現した料理を参加者が試食しました。

明治20年に根室で開業し、港町根室に洋食文化を伝承した「西洋亭」。
創業者の長谷川徳太郎氏の玄孫にあたる川崎寛也氏(味の素株式会社食品研究所エグゼクティブスペシャリスト)が「西洋亭創業者の思いと受け継ぐ心」というテーマで講演されました。

西洋亭は創業当時から社交の中心として人気を集めた。幾たびの火災に見舞われるも、牛肉を仕入れていた根室牧場の山縣勇三郎など地元資産家による支援で再建されてきた。また海軍の軍艦にも食品を納入するなど地域で信頼を得ていたのではないか、と川崎氏は語りました。

猪熊樹人氏(歴史と自然の資料館学芸員)は「西洋亭を支えた根室牧場」を講演。
根室が港町として西洋文化が流入していた当時の時代背景や水産業で莫大な利益を上げた山縣や柳田宗吉など実業家が多角経営として牧場運営し、牛肉など食材が地産地消されてきたこと。そうした独自の洋食文化の歴史はエスカロップなど現在に引き継がれていることを解説しました。

西洋亭で当時提供されていたメニューの一つ「チキンポーイロ」が講演会の参加者に試食提供されました。
調理製作した千葉智人氏(北海道社交飲食生活衛生同業組合根室支部長)の講演では、根室商工会議所青年部(創陽クラブ)の活動と連携して、市内の飲食店がチキンポーイロを商品化する取り組みを開始。残された文献資料が少なく、どんな料理だったのか実態が分からない中、苦労しながら半年ほど各店が協議して研究を重ね、レシピを開発したそうです。
現在は市内8店舗で提供されていますが、今後さらに拡大していきたいとのこと。基本レシピを元にしつつ各店舗でソース等の違いがあり、各店のチキンポーイロを楽しんでほしい、と話されていました。

植樹・育樹活動~みどりの森づくり大作成~

2025年 10月19日

根室市の「植樹・育樹活動」が牧の内の明治自然環境保全区で行われ、今年は例年よりも多い120名が参加。風の強い寒い中でしたが、参加した子ども達なども元気に木の苗を植えたり、以前に植樹した木の傍の下草を刈る作業を体験しました。

広葉樹のヤチダモが200本植樹されました。市職員の説明によると針葉樹ばかりの森林だと野鳥が巣を作りにくい等、あまり生態環境に良くないのだそうです。
また昨年植樹したカラマツは生育状況を確認して下草を刈る作業や、生育しなかった木は新しく植え直す育樹作業も行われました。

余談ですが、前々日に根室管内林活議連の研修会で講師の先生が笹原に人力で植樹するのは大変だと話していました。
今回実際に体験すると笹の固い根がビッシリと生えて穴を掘るのに四苦八苦しました。
人類が開発してきた作業機械の偉大さを実感しました





2025年10月18日土曜日

「近助」のコツを学ぶ 支え合いを広げる地域づくり研修会

 2025年10月18日

根室市社会福祉協議会が主催する「支え合いを広げる地域づくり研修会」に参加しました。

昨年に引き続き一般社団法人みなみ北海道地域づくりサポートセンター代表理事の丸藤競氏が「根室市のみらいのつくりかた実践編」というテーマで講演。

丸藤氏は根室でも今後85歳以上の独居高齢者が急増する一方、これまで地域活動の担い手となっていた60歳~74歳の世代が急減する。これまでのように行政だけは解決できないことが加速度的に増加すると指摘。そのため市民一人ひとりが、お互いに少しづつ自分で出来ることを出し合い、住民同士のつながりを深め、なじみの関係とマイページな生活をつくること。
それが地域を元気にし、さらに自分自身を健康にしていくこと繋がる。こうした助け合いの活動が広がる「近助」が重要、と述べていました。