2023年4月10日月曜日

根室市「ゼロカーボンシティ」表明

 地域として温室効果ガスの削減の機運を高めるため、自治体が「ゼロカーボンシティ」を宣言して取り組みを推進する姿勢を示すものです。

以前より鈴木一彦議員が議会質問で取り上げていました。
その後、2月定例月議会の市政方針で石垣市長は「2050年のCO2実質排出ゼロを目指す」と宣言。

根室市は2022年8月に「地球温暖化対策推進実行計画(事務事業編)」を改定。
市行政全体として温室効果ガスの排出量を「目標年度2030年度に、2013年比、40%削減する」としています。
市役所は節電の取り組みは以前から頑張っていたと思いますが、一方でコスト面からか公共施設等への再生可能エネルギーの設備導入は、これまであまり進んでいませんでした。
それでも近年は災害対策との関連から花咲港の地域会館や、現在建設中の本庁舎では太陽光パネルの設置が計画されています。

行政が先頭になって地域全体で、省エネルギー等の取り組みを促進していくことが求められ、また市の施策としてもそうした支援策が必要になってくるものと思います。
一方で、乱立する太陽光・風力などの開発に対し、地域として自然や景観とどのように両立を図るのか、引き続き大きな課題です。


0 件のコメント:

コメントを投稿