2023年4月13日木曜日

2023年 根室市議会4月緊急議会

2023年4月13日

根室市議会4月緊急議会が開催され、原油価格・物価高騰対策として水道料金の減免の延長や、琴平町船揚げ場の漁協が所有する施設整備に対して北海道の交付が決定したことよる補正予算など2億3,426万円が可決されました

新型コロナウイルスワクチン接種事業経費 +59,471千円
  • 令和5年の春(5月~8月末)に接種される65歳以上、医療従事者、基礎疾患のある12歳以上の方、介護施設等入所者等を対象にした経費です ※厚生労働省の資料(PDF)
  • 根室市では月から接種開始を予定しています

水道料金の減免
 水道会計支出金+79,041千円、農業用水会計繰出金+1,088千円
  • 昨年10月から一般家庭の水道料金の基本料金が減免され、そして12月からは官公庁を除くすべての水道料金の基本料金の減免が実施されています
  • 市民の方から継続を求める声も上がっており、市は4月~6月までの3か月間さらに延長する措置を取りました
  • 昨年度から実施された水道料金の減免額は予算ベースの概算総額で、5,650万円+追加分8,512万2,000円と農業用水の分153万円をあわせて1億4,315万2,000円
  • それに今回の減免額+7,688万3,000円(事務経費等を除く)+農業用水108万8,000円をあわせて、計2億2,112万3,000円に上ります
※ 国の物価高騰等の対策との関係について
今年3月下旬に政府は1.2兆円規模の「電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金」の増額を決定(PDF)。根室市への交付見込みは合わせて1億9,600万円となっています。今回の市の水道減免の継続分は国の交付金が活用が難しく、また切れ目のない継続的な支援を先行して対応するために財政調整基金で充当しています。
今後の物価等高騰対策について、市は「根室市新型コロナウイルス関連緊急経済対策展開計画【第10版】」(PDF)を改定し、対策期間や対象事業、予算規模や財源確保の考え方を含め、重点支援に係わる展開計画案を整理しているところ。低所得世帯や子育て世帯への施策や商品券の発行支援、水道料金の基本料金免除など、具体的な検討を進めているところと本田議員(市民クラブ)の質疑に対して説明していました。

水産業強化対策事業補助金 +79,000千円
  • 琴平町船揚げ場の整備工事に関連して、根室漁業が整備するタイヤ式揚船機、船台、ウインチの整備事業に北海道の補助が決定したことによる予算です
水産研究所管理運営経費 +5,588千円
  • 1/17に発生した水産研究所の火災により被災したガラス窓や電力盤の復旧工事、水槽やヒーター等の温度調節機器の購入経費です
  • 火災の原因については、実験に使用していない飼育水槽の加熱ヒーターのスイッチを切り忘れ、水槽の外で異常加熱状態になり、水槽や資材に燃え広がったことによるもの。

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