2022年2月15日
根室市議会は「2月緊急議会」を開催し、根室市の「新型コロナウイルス関連緊急経済対策展開計画(第10版)」にもとづく、感染症拡大防止対策や除雪対策経費の増額など71,080千円の総額について、全会一致で可決しました
全国的な第6波の感染拡大のもと根室市でも1月だけで154名の感染が確認され、現在は落ち着きを取り戻しているものの、道内、そして釧路・根室管内でも新たな感染の広がりが続いています
主な内容は、
- 生活物資等支援経費 2,280千円
- 感染症罹患者と濃厚接触者に対する市独自の生活必需品等支援セット(食料品や水、マスク、消毒液等の詰め合わせ)の増額。
- 2020年度から始まり、昨年4月~12月までの市独自の生活支援物資の配布世帯数は20世帯でしたが、今年1月だけで105世帯114件(5人以上の多人数世帯には2セット)の配布となっています
- 1/14に政府が外出自粛を要請する期間が14日から10日に短縮されたため、当初の設定単価を1.2万円→1万円にしています
- 感染症拡大防止対策事業経費 18,800千円
- 抗原定性検査キットを新たに2万キット購入する経費
- 学校、保育所・幼稚園、社会福祉施設などに事前に配布
- 1/28に道(保健所)が積極的疫学調査の対象をしぼり、これまで濃厚接触者としていた陽性患者の知人・友人、職場の同僚などが「感染の可能性がある方」という位置づけてPCR検査等の対象から外したため、市独自に「感染の可能性がある方」に配布することにしています
- 除雪対策経費 40,000千円
- 民間の重機借り上げ料の不足分を増額補正する
- 当初予算45,000千円とあわせて85,000千円になる見込み
- なお市のタイヤショベルが故障したため、直営で除雪していた部分も民間への委託が増えています
- 予備費 10,000千円
- 新型コロナウイルス対策に備えて当初2,000万円を計上していたが、生活必需品等支援セットや抗原定性検査キット(1万セット購入)の不足分等を購入し、残額が770万円程度になったため、さらなる対策に備えて計上しました
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