2021年10月8日金曜日

日高・十勝・釧路・根室管内の各首長が北海道などに、赤潮被害を緊急要望

2021年10月8日

石垣市長が7日におこなった赤潮被害の緊急要望の取り組みについて、根室市議会に行政報告を行いました
行政報告の内容は以下の通りです
  • 9月20日以降の太平洋岸の赤潮による影響が根室市においても懸念されたため、歯舞沖、歯舞漁港、温根元漁港、落石岬東、落石岬西の5地点で、道中央水産試験場が海水採取して検査したところ、カレニア属のプランクトン含有が判明
  • 9月30日ごろから各漁協からウニ・貝類・タコ・魚類等の死骸が打ち寄せられていることが報告される。
  • 10月4日に根室振興局、市、市内4漁協、漁連による被害情報を共有したところ、約6000個のウニのへい死、市で実施している水産研究所の水槽(海水を使用)で飼育中のベニザケの約8割がへい死が報告される
  • 日高・十勝・釧路・根室管内の首長ら16名が北海道等に緊急要望活動を実施
  • 要望内容は、大規模な赤潮被害は過去に例がなく、個々の漁業者の経営努力や関係市町からの支援だけでは地域漁業の存続も危うくなるとして、
    • 赤潮被害の原因究明
    • 持続可能な漁業経営に向けた支援 の2項目を要望した
  • 石垣市長からは、北海道が実施している「海水のモニタリング調査の継続」と「調査地点の拡大」を求めた
  • 市内では4漁協による潜水調査が実施されているが、太平洋から根室半島のオホーツク海側まで相当量のウニの死骸が確認されており、引き続き被害状況の把握に努める

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