2021年6月10日木曜日

根室市 視覚障害、聴覚障害などを持った方への新型コロナワクチン接種の対応は?

 全国の自治体で、視覚障害など持った方のコロナワクチンの予約に関して、様々な問題が生じていることが報道されていました。
厚労省は今年3月に予防接種に関して情報周知などを点字や拡大文字などで表記するといった障害特性に応じた「合理的配慮」を自治体に求める通知を出しています。
 
そのため根室市ではまず、65歳以上の視覚障害のある方へ、全て電話などで連絡をし、予約の意向を確認したそうです。
また聴覚障害のある方についても状況を確認しながら、手話通訳者の協力を得たり、ファクス等でも予約を受け付たそうです。
当日の接種会場では、家族や手話通訳の方が同行する等のほか、必要な場合は会場スタッフが付き添って対応したこともあったそうです。
そのほか車イスや寝たきりの方などの対応についても、接種会場スタッフの方々が「とてもスムーズに、親切な対応をしてくれた」との声が市民から聞かれます。
根室市新型コロナウイルスワクチン接種対策室によると、今後若い世代への接種が始まるが、障害をもった方への対応について、引き続き課題など検討している、と。
また「予約や接種会場内での対応など、何か不安なことがあれば、市まで問い合わせ下さい」と話していました。


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