2021年6月10日木曜日

市内の介護の確保のため根室市が新規デイサービス開設の支援補助を緊急的に提案

 根室市内では5月末で介護事業所が撤退したことにより、他施設の介護サービス体制が逼迫しています。
そのため根室市は6月定例月議会で、デイサービス事業の新規開設にむけた補助の上乗せを補正予算で緊急的に提案する予定です。

新規の利用が困難な状況に

今年5月末で撤退したデイサービスに通っていた利用者約60名、居宅介護支援の利用者約80名の方々は概ね市内の他事業所に移転しています。
しかし、そのために他のデイサービス事業所では、定員一杯の状況となり、「利用待機」も生じる状況となっていました。その解消のため、市は緊急的に補助制度を上乗せする形で、新規デイサービス事業所を募集する予定です。
事業内容は「認知症対応型通所介護」で、認知症の診断を受けた方が利用の対象となります。市内では既に2事業所で実施されています。

市内の介護体制はまだ脆弱

ただ認知症対応通所介護は一日の定員が12名以下と比較的小規模な施設です。
今後の高齢化によって介護ニーズがますます高まることが予想されます。
これからも介護事業所をさらに広げることが必要です。
その他、介護人材の課題では、居宅介護支援事業所が撤退したこともありケアマネの体制も逼迫しています。
さらにホームヘルパーの体制についても従来から厳しい上に、特に今はコロナ禍で、利用者が発熱など症状がある場合は、利用が休止となることもあるそうです。
介護分野に従事する看護師など医療系専門職の不足も引き続きの課題です。
介護事業所は地域で住民の方々が安心して暮らし続けるための地域包括ケアの拠点です。
利用者と家族の生活を支えるサービス提供体制を、拡充していくための取り組みは引き続き必要と考えます。
根室市内では5月末で介護事業所が撤退したことにより、他施設の介護サービス体制が逼迫しています。
そのため根室市は6月定例月議会で、デイサービス事業の新規開設にむけた補助の上乗せを補正予算で緊急的に提案する予定です。

新規の利用が困難な状況に

今年5月末で撤退したデイサービスに通っていた利用者約60名、居宅介護支援の利用者約80名の方々は概ね市内の他事業所に移転しています。
しかし、そのために他のデイサービス事業所では、定員一杯の状況となり、「利用待機」も生じる状況となっていました。その解消のため、市は緊急的に補助制度を上乗せする形で、新規デイサービス事業所を募集する予定です。
事業内容は「認知症対応型通所介護」で、認知症の診断を受けた方が利用の対象となります。
市内では既に2事業所で実施されています。

市内の介護体制はまだ脆弱

ただ認知症対応通所介護は一日の定員が12名以下と比較的小規模な施設です。
今後の高齢化によって介護ニーズがますます高まることが予想されます。これからも介護事業所をさらに広げることが必要です。
その他、介護人材の課題では、居宅介護支援事業所が撤退したこともありケアマネの体制も逼迫しています。
さらにホームヘルパーの体制についても従来から厳しい上に、特に今はコロナ禍で、利用者が発熱など症状がある場合は、利用が休止となることもあるそうです。
介護分野に従事する看護師など医療系専門職の不足も引き続きの課題です。
介護事業所は地域で住民の方々が安心して暮らし続けるための地域包括ケアの拠点です。
利用者と家族の生活を支えるサービス提供体制を、拡充していくための取り組みは引き続き必要と考えます。

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