2019年5月14日火曜日

今年のビザなし四島交流がスタート

2019年5月10日

今年の北方四島へのビザなし交流事業がスタートしました
日本からの第1陣訪問団は国後島へ
出発時と帰港時は素晴らしい晴天となっていました





全国的なニュースとなりました。
結局のところ翌5月14日には、丸山穂高衆議院議員は日本維新の会に離党届を提出したと報道されています
酒に酔った中での発言、そして根室市内での記者会見の記事を見ると、これらの発言は丸山議員の本音であり、また何が問題なのかも理解していないものと思われます

ロシア側は「第二次世界大戦の結果、北方四島をロシアが支配することになった」という見解を日本に認めさせようと強硬に主張しています
それは1941年の太平洋憲章や1943年のカイロ宣言で示されている第2次大戦の連合国側における領土不拡大の基本原則から外れたものです
この間の日ロ首脳会談や外相会談で具体的にどのようなやり取りがなされているのか明らかとなっていませんが、なおも双方の意見に隔たりがあるという以上、ロシアが武力で北方四島を侵略したことを日本は許していないものと思われます。
丸山議員の「戦争をしないと島は取り戻せない」という発言は、ロシアの言い分を完全に認めることになります

・・・というか、それ以前の問題ですが、
そもそも丸山議員が訪問団長にした質問は「戦争で領土問題を解決しよう」と言ったに等しいものです。
しかも周りから非難されてもなお、その発言の何が問題なのか理解できない。
思想信条は個人の自由ですが、公の場でそれを口にすることは国会議員として最悪だと私は思います。
今日、根室市内で私がある方に言われた言葉が、強く印象に残っています。
「憲法を変えようという人たちの本音は、戦争をしたいということなのか?」

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