2019年4月17日
根室市議会総務常任委員会は、
昨年12月に導入された「災害対応特殊水槽付消防ポンプ自動車」と、
今年3月に完成した消防庁舎における女性消防士の仮眠室等の専用施設を見学しました
その後、「消防が保有する防災力と初動対応について」をテーマに、消防本部の方から現状についての説明をうけました
2018年度の火災発生件数は9件となり3年連続で過去最低数、そして3,000日以上火災焼死者0人を更新しているそうです
なお根室市の消防職員は70名ですが、国の定める基準は103名であり、充足率68%に過ぎません
財政や全体的な労働力不足の中、小規模な消防組織ほど充足率を高めることには苦慮しているそうです
近年は老朽化した車両更新や防火水槽などの設置は比較的計画通りに進んでいますが、
市財政が今よりもさらに厳しい過去の時期には、必要な更新が先送りとなってきた経過もあります
この道東地域も巨大地震の危険性は年々高まっており、消防職員の増員や消防水利の整備など、消防力を強化することは地域の防災力にとって不可欠です
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