2025年6月3日
天候等から二日遅れで貝殻島コンブ漁が出漁しました。
初日からこれだけ採れたのは数年ぶり、と喜びの声が聴かれていました。
大変な不漁となった昨年に比べて、今年は調査でも良いようだと期待が高まっていました。
悪天候などで予定から2日遅れた6月3日、午前6時に合図とともに一斉に出漁する「風物詩」を今年も納沙布灯台から多くの市民らが見送りました。
初日のコンブ漁の様子について花咲港の須崎市議のお宅で教えて頂きました。
お昼頃にはコンブが干場一面に並べられた光景が広がっていました。
この日は薄曇でそれほど気温も上がらず、この時期の薄いコンブを干すのに丁度良い気候とのこと。
「こんなに採れたのは何年ぶりだろうね」と喜びの声が上がっていました。
昨年は本当に少なかったそうです。
ご主人さんのお話によると「若いコンブが少なかった。すでにシッポの方が枯れているのもある」と生育が早い様子です。今後も数多く出漁できることが期待されています。
今年の貝殻島コンブ漁に出漁する船は昨年から12隻減少して183隻。
年々減少しています。
高齢化や後継者の減少、気候や海の変化などによる生産減と漁業を取り巻く環境は一層厳しさを増していると聞きます。
地域の産業、日本の食料を支えていくために国や北海道をはじめ行政側の対策強化が求められているものと思います。
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