2020年度の根室市予算案は、一般会計は191億3,500万円で、これまでより大きな予算規模となりました。
子ども向けの屋内遊戯施設やデジタル防災行政無線の建設、そして市役所庁舎の設計など大きな建設事業が予定されています。
また、子ども医療費の助成対象を中・高生に拡大するなど、新たな事業も予定されています。
ふるさと応援寄付金に頼るところが大きいですが、依然として市財政は厳しい状況が続いています。
根室市の新年度予算に関係する新たな制度や制度改正の一部をご紹介します。
●(仮称)花咲港・厚床ふるさと館:老朽化した花咲港と厚床の地域会館の建て替えに向けて基本構想をつくる。
●手話言語条例普及啓発事業:手話のリーフレット作成や手話講座、YouTubeで条例の解説など普及・啓発の取り組み。
●産後ケア事業:出産後6か月未満の女性が、産後ケアを市立根室病院で受けると費用を助成する。
●呼吸機能障害1級の方へタクシーチケットを支給。
●子ども医療費給付:中・高校生の外来受診の窓口負担へ助成を拡大する。
●助産師・保健師の就学資金貸付:これまでの月額6万円→10万円に拡大。
●働く介護職員へも研修費用を助成:資格取得に必要な実務者研修など研修費用を既に働いている人にも助成する。
●成央小学校に通級指導教室を開設
●中小企業創業等支援補助金:これまでUIターンを対象にした新規創業の支援を市内在住の方にも拡大する。
●UIターン新規就業支援交付金:東京23区内から根室市に移住して、道に登録した法人に就職したら支援金を交付する。
●観光情報発信推進事業:観光プロモーション動画の作成や情報発信を行う。
●ホタテ種苗放流の経費補助:新しい漁場に放流したホタテが当初の2年サイクルから、来年度から3区画の漁場を使い、3年サイクルで生産する。
●人づくり・まちづくり補助事業:市民の活動事業に対する補助を拡大する。
●Net119緊急通報システム:聴覚・言語障害のある方が円滑に消防・救急へ通報できる新しい仕組みを導入する。
0 件のコメント:
コメントを投稿