2017年5月19日
不当解雇とたたかう日本航空労働者を支える釧路・根室の会が主催する「JALの不当解雇とたたかう根室集会」が根室市総合文化会館で開催されました
開会では全国労働組合連絡協議会の金澤壽議長が2010年暮れの整理解雇から7年が経過する原告団のたたかいをしっかりとはげましていきたい、とあいさつしました
JAL不当解雇撤回原告団の上院原告団事務局長の清田均氏と客乗原告団副団長の鈴木圭子氏が経営破たんによりJALが2010年に行った整理解雇の状況を振り返り、当時の状況やまた現在も人手不足のため安全性に支障が生じかねないパイロットや客室乗務員の状況、また厳しい生活環境に追い込まれながらも原告団の方々の様子を率直に訴えました
深刻な機長・操縦士不足の状況で、現在JALでは過労のため約5%近くの職員が病欠となっているそうです
また客室乗務員についても半数が3年未満のスタッフで、新人に十分な指導が出来ず、仕事のやりがいを感じられない職場環境となっていると指摘。サービスや安全業務に支障が生じていると言います
2010年の整理解雇も明らかに現在の原告団が所属する組合を狙い撃ちする意図のやり方で、その結果、会社に「ものを言えない職場」になっていると言います
原告団のこの解雇の問題を解決しないと、働きやすい職場をつくれない」、今の司法は会社や国交省の立場にばかりたっているが、運動の輪を広げ世論を高めて包囲していきたい、と活動への支援を呼びかけました。
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