2025年2月7日金曜日

一日も早い北方墓参等の再開を 2025「北方領土の日」根室管内住民大会

2025年2月7日

今年もいわゆる「北方領土の日」に市総合文化会館で根室管内住民大会が行われました。
管内の元島民や返還要求運動関係者など多くの皆さんが参加し、北方墓参の早期再開など訴えました。

大会の決意表明で多楽島出身の工藤さんは「終戦時1万7591人いた元島民は1万2千人以上が既に亡くなり、生存者の平均年齢は89歳を超えた」として「政府に対して一日も早い再開、返還の道筋をつける力強い外交交渉を強く求める」と訴えました。
元島民4世で根室高校北方領土研究会の近藤さんは出前講座等これまでの活動を通じて「領土問題の認知度の低さを実感した」として「若者らしい独創性と想像力を生かして活動していく」と表明されました。

 ところで会場でも多くの国会議員が挨拶していましたが、高レベル放射性廃棄物の説明会でNUMOと経産省が不適切な発言をした問題について触れたのは立憲民主党の篠田衆議院議員だけでした。

私は日本のどこであろうと核のゴミを廃棄することは反対です。
しかし今回の問題はそれ以前に、不適切発言した職員は省庁の幹部にも関わらず領土問題への興味関心が低かったために、あのような無責任な言動になったのでは? と思いました。
日本政府として取り組みの本気度が問われているのではないでしょうか




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