2025年2月27日木曜日

2025年 根室市議会 2月定例月議会 代表質問・一般質問の項目

2025年2月27日

2025年根室市議会2月定例月議会で行われる、日本共産党根室市議会議員団の代表質問・一般質問の項目は以下の通りです

3月6日(木)代表質問 鈴木 一彦 議員

1.「安心して健やかに暮らせるまち」について
(1)医療・介護分野での人材確保対策について
(2)高齢者と高齢者を支える家族が安心して暮らせる社会について

2.「災害に強く安心して生活できるまち」について
(1)地中埋設管等の劣化、老朽化対策について

3.「人を育み文化を創造するまち」(教育)について
(1)持続可能な社会の創り手を育てる学校教育の充実について
(2)学校給食調理場施設の整備について
(3)総合体育会館の建設について

4.「魅力あふれる地域資源を育み活かすまち」について
(1)沿岸漁業の振興と持続可能な漁業生産体制の構築について(海洋環境の変化をふまえて)

5.「北方領土の復帰を目指すまち」について
(1)「北方領土」問題の解決に向けた取り組みについて

6.「開かれた市政運営」について
(1)地域コミュニティの形成・活性化について
(2)市職員の確保対策について

3月7日(金)一般質問 橋本 竜一

1.根室市立地適正化計画にもとづく今後の施策について
(1)国等の財政支援について
(2)防災指針について
(3)誘導施策について

2.第2期根室市健康増進計画にもとづく今後の市の施策推進について
(1)根室市健康増進計画を推進する体制について
(2)ライフコースアプローチを踏まえた健康づくりについて

3.根室市社会教育計画について
(1)現計画期間における根室市の社会教育への評価について
(2)新しい根室市社会教育計画にもとづく今後の社会教育行政の推進について
(3)社会教育を推進する人材の育成や体制について

2月15日「第2回 福祉マンパワー活用講習会」の様子


2025年2月25日火曜日

根室市一般会計 2025年度予算案  約5.6億円 財源不足の見込み

2025年2月25日

2025年度の根室市一般会計の当初予算案は258億4000万円となり7年連続で過去最大を更新しました。
市財政課の取りまとめによると、約5.6億円の財源不足となる見込みです。

細かな説明は省きますが、市の収支状況は実態として前年度より悪化しています。
そのため新総合体育会館の実施設計や消防デジタル無線更新など、本来なら新年度予算で計上されるべき大型事業が見送られてしまったものと推測されます。

市立根室病院への支出金は23億5959万8000円と今年度の補正後予算額より約1億円も増額。
休止中の病床を早期に再開させるか、病床の新たな利活用の方策を立てねば、病院の経営困難が続き市財政への影響がより深刻になりかねません。
一般会計から市立根室病院への支出金の推移(単位:百万円)
2024・25年度は予算額。それ以前の年度は決算額を表示

新年度より開始 市の新制度の一部を紹介します

〇 こども誰でも通園制度 (国の制度を試行的に実施)
 6か月~3歳未満児が月10時間まで保育園などを利用。

〇 妊婦支援給付金
 国の制度。妊娠時5万円、出生後(こどもの数)×5万円を支給。

〇 医療用補正具購入費用助成金
 がん治療を受けた方のウィッグ等の購入費用額の1/3を助成。

〇 介護人材の人材育成制度など
 ケアマネージャーの研修費用や初任者研修の自己負担を助成。

〇 公共交通事業者運転手確保対策助成金
 運転手確保の各種対策や夜間タクシー運行維持の経費を助成。

〇 文化施設・スポーツ施設など使用料の減免率の改正
 社会教育団体等の施設使用料の減免を40%から70%に戻す。

〇 漁業・農業・林業、市内企業への新規就業者へ奨励交付金
 一時産業の新規就業者へ10万円(5年間で最大100万円交付)
 新規学卒者も同額を交付。UIターン者へは30万円を交付。

〇 市内企業や非正規雇用者の雇用促進へ経費の一部を補助

〇 奨学金返済支援補助金
 市内事業所に就業した方の奨学金の返済支援を「市の単独で」実施し、利用者の拡大を図る(5年間。年最大で24万円を支援)

〇 共創のまちづくり元気ファンド事業
 NPO法人や企業等と官民連携の取り組みとして民間主体の施設整備等に対する補助金。補助対象の事業経費の半額をふるさと納税の新しい基金から拠出し、残り半額分はクラウドファンディング型ふるさと納税の仕組みで資金調達を可能にする。

2025年2月18日火曜日

2025年 根室市議会 2月定例月議会 日程

2025年2月18日

2025年根室市議会2月定例月議会の日程は次の通りです
今年も2月25日に開会なので、去年に引き続き「2月定例月議会」という名称です

02月25日(火)10時~ 本会議
 「市政方針」・「教育行政方針」の報告
 補正予算の審議

03月06日(木)10時~ 本会議
 代表質問 4会派( 日本共産党からは、鈴木議員が行う予定です )
  ( 創新 → 日本共産党 → 大地 → 会派 紬 )

03月07日(金)10時~ 本会議
 代表質問 1会派※( 市民クラブ ) 
 一般質問 4人※(日本共産党からは、橋本が行う予定です)
 ※部分は2月27日に投稿記事を修正しました

03月10日(月)
 10時~ 総務経済常任委員会(橋本が所属)
 14時~ 文教厚生常任委員会(鈴木議員が所属)
 
03月17日(月)10時~ 予算審査特別委員会
 一般会計(議会、総務、消防)
 各事業・特別会計(港湾、流通加工、水道、下水道、農業用水)

03月18日(火)10時~ 予算審査特別委員会
 一般会計(民生、衛生、土木)
 各事業・特別会計(病院)

03月19日(水)10時~ 予算審査特別委員会
 一般会計(労働、農林水産業、商工)
 各事業・特別会計(交通共済、国保、介護保険、後期高齢者医療)

03月21日(金)10時~ 予算審査特別委員会
 一般会計(教育、公債費~予備費、歳入)

03月24日(月)17時~ 本会議
 各議案などの採決
 意見書案の採決




2025年2月7日金曜日

一日も早い北方墓参等の再開を 2025「北方領土の日」根室管内住民大会

2025年2月7日

今年もいわゆる「北方領土の日」に市総合文化会館で根室管内住民大会が行われました。
管内の元島民や返還要求運動関係者など多くの皆さんが参加し、北方墓参の早期再開など訴えました。

大会の決意表明で多楽島出身の工藤さんは「終戦時1万7591人いた元島民は1万2千人以上が既に亡くなり、生存者の平均年齢は89歳を超えた」として「政府に対して一日も早い再開、返還の道筋をつける力強い外交交渉を強く求める」と訴えました。
元島民4世で根室高校北方領土研究会の近藤さんは出前講座等これまでの活動を通じて「領土問題の認知度の低さを実感した」として「若者らしい独創性と想像力を生かして活動していく」と表明されました。

 ところで会場でも多くの国会議員が挨拶していましたが、高レベル放射性廃棄物の説明会でNUMOと経産省が不適切な発言をした問題について触れたのは立憲民主党の篠田衆議院議員だけでした。

私は日本のどこであろうと核のゴミを廃棄することは反対です。
しかし今回の問題はそれ以前に、不適切発言した職員は省庁の幹部にも関わらず領土問題への興味関心が低かったために、あのような無責任な言動になったのでは? と思いました。
日本政府として取り組みの本気度が問われているのではないでしょうか