2023年7月19日(水)
根室市議会の文教厚生常任委員会は、特定非営利活動法人あいの手が運営する「放課後児童デイサービスくれよん」(以下、くれよんと記載します)を視察しました
くれよんは放課後等デイサービス事業を実施する施設で、2013年4月に事業を開始し、今年で10年目を迎えます
当初は利用登録者6名、職員4名からスタートして、現在は登録者48名、職員は管理者1名、児童発達支援管理者1名、常勤指導員3名、非常勤職員8名の体制となっているそうです
施設の建物は根室市の旧こうよう保育所を改築したものを市から無償貸与を受けています
ただ昭和47年建設で築51年になる建物で老朽化が進んでおり、雨漏りや床が落ちる等、理事長のお話ではその都度最低限の修繕をしながら事業を進めているそうです
一方で、コロナ禍による利用者減の影響やサービス報酬がマイナス改定されたことによる影響、そして子どもたちへの安全対策から基準よりも多い人員で対応するため、経営的にも体験に苦しい状況が続いています
こうした中、あいの手では、今後のくれよんの老朽化対策をどのようにしていくのかが大きな課題となっており、現在、法人内部で検討が進められているそうです
根室市内では唯一の施設であり、決して無くすわけにはいかないと思います
今後の市の福祉施設の建て替えの動向も見据えた中で、どのような方策が望ましいのか。
議会としてもしっかりと検討していきたいと思います
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