根室市商工会議所が、飲食接客分科会員の15事業所を対象に1月下旬に聞き取り調査を行い、その結果をもとに根室市と意見交換を行ったことが先日、新聞などで報道されていました。
1月初めから市内で感染が相次いで発生しましたが、この調査結果によると、その影響を全ての事業者が受けていることが報告されています。
来店客が激減し、売り上げでは73%の事業者が3割以上の売り上げ減少となっており、中には90%減少という回答もあるなど深刻な状況が見えます。
また酒小売店や精肉卸売りなど関連する業者にも影響が及んでいることも回答されていました。
根室市では、昨年春先に家賃補助などの直接支援策を講じた後は、プレミアム付き商品券等を有効に活用できるように、各事業者による独自のチラシ作成やキャンペーン事業を補助する集客回復に向けた支援対策を進めてきました。
ただし、この事業は1月末時点で予算の3割程の実施に留まっています。
いずれにしても現時点では、集客回復がすぐに望めず、現状をしのぐ為には、助成金等直接支援や家賃など固定経費への支援が求められています。
根室市は「緊急経済対策展開計画」にもとづき3月議会の補正予算で、緊急的な対策を講じることを表明しています。
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