2020年2月5日(水)
日本共産党根室市議会議員団(鈴木一彦議員と橋本竜一)と市議会無所属の久保田議員は、赤平市のあかびら市立病院を視察しました
若山議長様より赤平市の様子について大変詳しくご説明頂いたあと、
病院経営改善に向けた取り組みや成果等について、井上事務長様、鈴木総看護師長様、白戸副総看護師長様より、ご説明を頂きました。
平成18年度に赤平市の財政が危機的な状況となり、
平成19年度では市立病院は29億4,936万円という資金不足に陥りました。
それでも多くの市民から病院を残してほしいという意見があり、
病院を維持するために経営健全化計画のもと、
病床削減やそれにあわせた人員体制の削減、大幅な給与カットにより約2億円の削減を図る等の改革をすすめてきました。
その結果、平成23年度に黒字化してから8年連続で(実質)黒字化を達成しています。
そのために、経営や財政状況について十分な情報共有をはかり、
病床稼働率95%以上とそれを達成するためのベッドコントロールを経営重点課題として、医師・看護師など医療スタッフと事務方が同じ方向を向いて、また市財政当局も一体になって改革に取り組んできたそうです。
また市民も平成20年度から自主的に病院ボランティアとして、50名以上の方々がタオル畳みや病院案内だけでなく、患者食堂の運営に関わる等の積極的な取り組みを行っていることも、とても印象的でした。
大変にお忙しいところ、まことにありがとうございました。
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