2019年2月5日火曜日

長野県茅野市 行政視察 地域福祉の取り組みについて

2019年2月4日
長野県茅野市で行政視察を行いました
日本共産党根室市議団の鈴木一彦議員、無所属の久保田陽議員と同行しました
テーマは『地域福祉の推進について』です
※視察報告書はこちらから(pdfファイル)

根室市でもようやく『地域福祉計画』の策定に入ろうとしていますので、先進事例として学びに来ました
茅野市はまちづくりを市民が主体的に関わり市民協働の『パートナーシップのまちづくり』により進められています
2000年度にスタートした茅野市の『福祉21ビーナスプラン』は2018年度から第3次計画に入りましたが、その住民自治の取り組みは、まさにこの地域福祉の推進における大きな力となっています
もちろんすぐに出来上がるわけではなく、茅野市の長い歴史の中で培われて来たものと思います
根室市でもそのための行政も住民も『考え方』を大きく転換する必要性を感じました

市役所でのご説明をいただいたあと、西部保健福祉サービスセンターの視察をさせていただきました
保健福祉サービスセンターは地区ごとに茅野市内に4ヶ所設置され、それぞれ機能は異なるそうですが
この西部保健福祉サービスセンターは、市立診療所と社協の福祉事業(デイサービス、ヘルパー、居宅)とコミュニティソーシャルワーカー、そして市の保健師やケースワーカーがひとつの建物として合体しており、
住民にとって「身近で」「何でも」相談できる「ワンストップサービス」の仕組みを、地域ごとに構築しています
茅野市の皆様には大変お世話になり、まことにありがとうございました 


正式の視察後に、駅舎と合体したビル内で実施している『茅野市こども館 123広場』と『CHUKOらんどチノチノ』を見学させていただきました
突然お邪魔させていただいたにもかかわらず、それぞれの職員の皆様に大変丁寧にご説明いただきました
ありがとうございます

こども館123広場は、3才未満児が対象ですが、ゆったりとしたスペースに施設職員さんのボールプール等の大型遊具の他、たくさんの職員さん手作りの遊具等がならび、
授乳、食事、お昼寝スペースもあり、とても温かい雰囲気の場所でした
保育士さんの目が行き届いているのだと思います

また中高生(の世代)を対象にした居場所作りの施設である『CHUKOらんどチノチノ』は、利用者である中高生が施設の立ち上げから始まり、自ら企画立案して運営していく様子でもあり、それを行政側がサポートするという、これも地域福祉計と同じく『パートナーシップのまちづくり』の体現と言える施設だと思います

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