2015年1月17日土曜日

平成26年度根室市市民後見人養成研修

2014年1月17日

根室市市民後見人養成研修が、市総合文化会館で開催されました

本事業は「道内の権利擁護体制の構築を目指し、道と市町村の共催により平成24年度から実施している市民後見人養成等推進事業」にもとづいて実施されています

根室振興局の担当課さんの主催者あいさつによると、
2012年度から2014年度までの第5期「北海道高齢者保健福祉計画・介護保険事業支援計画」期間中に、1,200名を養成する目標をたてており、これまでに1,085名の方が受講されてきたそうです

根室市では今回がはじめての研修会開催で、29名の市民の方が受講されています
中には高齢者介護施設や障害福祉施設などに勤務されておられる方なども参加されていました

1コマ80~90分の講座を、2月下旬まで6日間に分けて、座学のほかに施設実習などふくめて25コマ実施するという、ボリュームのある研修になっています

2012年時点で全国で462万人、北海道で14万人と診断されている認知症ですが、
それに対して成年後見制度を利用されているのは18万人もいないそうです
さまざまな消費者被害、振り込め詐欺などへの対策はもちろんのこと
銀行口座取引や保険、不動産売買などの契約、
そして何よりこれまで日本社会ではきわめてあいまいにとりあつかわれきた介護・福祉サービスの利用に関する「契約」・・・
これらの問題について、成年後見制度が重要性がますます重要になってきていること
しかし従来、成年後見人等の主な担い手であった子などの親族や弁護士・司法書士などの専門職だけでは、今後は物理的な数量の面でまかいきれなく、
被後見人とその居住する地域を「よく知っている」市民後見人の役割が大切である
と、いうことでした

0 件のコメント:

コメントを投稿