日本共産党根室市委員会(委員長 鈴木一彦)と日本共産党根室市議会議員団(団長 神忠志)は、長谷川俊輔市長に、「2015年度予算編成等に関する要望書」を提出しました
毎年12月に、次年度に向けての予算要望を実施しておりましたが、
昨年は大型低気圧による暴風・高潮災害があり、時期を少し遅らせて年越しの要請になりました
内容としては、
- 領土問題 7項目
- 漁業・水産業・農業など産業問題について 12項目
- 中小企業支援、生活関連公共事業の確保、地域の雇用問題について 7項目
- 行財政運営について 7項目
- 市民のいのちと健康・福祉・教育について 26項目
- 防災・減災対策について 6項目
- 平和、自然保護、エネルギーについて 8項目
全体文は下記から、どうぞ
http://www16.ocn.ne.jp/~jcpnmr/newspdf/20150114nemurosiyosanyoubousyo.pdf
ところで、
昨年12月の総選挙のため、国の予算編成は例年より遅く、
本日1月14日に予算案が閣議決定されるということですが、
昨日の新聞をみると、地方財政計画の歳入一般財源総額は61.5兆円となっています
昨年度(60.4兆円)よりも+1.8%ですが、その内訳について市財政課さんに教えてもらったところ、
地方税 37.5兆円(前年度35兆円 +7.1%)
地方交付税 16.8兆円(前年度16.9兆円 -0.6%)
臨時財政対策債 4.5兆円(前年度5.6兆円 -19.6%)
ということ、らしいです
地財計画の数字がそのまま各自治体配分の割合にあてはまるわけではありませんが、
地方交付税と臨財債あわせて、前年度-5.3%は大変厳しい数字になったと思います
根室市の来年度の地方税収が7%も伸びることは、さすがにありませんので、
交付税配分も臨財債の発行額も抑えられると、
2015年度の市の予算はさらに厳しい状況にあると考えられます
2015年度は、根室市の第9期総合計画がはじまり、
人口減少・少子化対策や地域産業活性化の施策をはじめとした、さまざまな事業がそれにもとづき計画されていきます
将来的な市財政の状況をしっかりと判断しながら、しかしそうした中においても、
住民のくらしや福祉をまもるための着実な施策推進を求めていきたいと思います
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