根室市総合文化会館で、「ねむろ糖尿病デー」というイベントが開催されていました
身体、血糖、動脈硬化の測定やフットケア、運動指導、食事指導、お薬や医療相談をはじめとした様々なコーナーが設けられ、多くの市民の方が参加されていました
その中で行われた市民公開講座では、
市立根室病院眼科の高橋賢伍先生が
「失明寸前?!眼から見つかる糖尿病」というテーマで講演されました
その講演の内容によると、
日本人の糖尿病(病気の疑われる方も含めて)は人口の約17%
3代合併症のひとつである糖尿病性網膜症は、
糖尿病の若年化に伴い、働き盛りの中と失明者の増加が予想されていること等が報告されました
また高橋先生は今年4月に市立根室病院に赴任されてから9月までの半年間で、
6人の患者さんのレーザー治療をおこなったことを紹介し、
日本で年間3000件程度の実施数からみても、大変多い割合だと驚いた、と話されていました
レーザー治療をおこなった患者さんの平均年齢48歳と若い年齢層に多いことが報告されました
そして私見ながらと断りながらも、根室の状況について
- 糖尿病性網膜症の患者さんは30歳台から50歳台の働き盛りに多い
- 眼科の受診歴ない患者さんが多い
- 遺伝が多い
早い内から食事など生活習慣を見直すようすすめました
また糖尿病の診断を受けたら、手遅れの治療にならないように
早い段階から眼科も定期的に受診するように呼びかけていました
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