2013年5月30日(木) 16:30~
根室市議会産業建設常任委員会(永洞委員長)は協議会を開催し、
「根室市地域力強化分析」にかかる最終報告をうけました
東海大学海洋学部の千賀康弘学部長と川崎一平教授から説明を頂きました
千賀教授は、今年4月に学部長に就任されたそうです
根室市と東海大学海洋学部は、
新産業創出を通じた地域振興などの分野で協力し相互の発展をはかるため、
2010年6月に「産学官連携」の協定を締結し、
2013年3月まで3年間で、5つの項目について共同研究をすすめてきました
地域力強化に関する分析研究はそのひとつです
その目的は、
「根室市の地域経済や中小企業の現状を把握し、市民意識を踏まえつつ、今後の環境変化とその影響について調査・分析を行い、課題を抽出し、分析に基づく中小企業振興・雇用促進等の政策提案など、将来に向けた地域力強化に繋がる施策形成を見据えた基礎資料を得る」
とされています
具体的には、
① 市内の企業101社へのアンケートおよび聞き取り調査
② 市民3,000人を対象にしたアンケート(回収1,105件) 回収率36.8%
→ この種類の調査としては高い回収率だそうです
③ 市民への個別ヒアリング(10名)
④ 国勢調査と住民基本台帳から得られる人口推移の調査
により分析が行なわれています
調査報告書は後日、根室市のホームページにも公開されるそうです
根室市ではこの調査結果をうけ今後は、
内容を精査した上で上記の目的を達成するための資料として活用してく見込みです
「根室市地域力強化分析」の事業自体は終了しますが
今後についても、その他の調査結果の解析や施策の具体化にむけて
引き続き大学等の専門機関との連携は必要になってくるものと考えられます
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