2022年10月25日火曜日

2022年 根室市議会 10月定例月議会 代表質問 ①/6

2022年10月25日

根室市議会10月定例月議会で一般質問を行いました
その質問内容と答弁を要約してお知らせします

1.市民との協働のまちづくりについて
今回の所信表明では「市民皆様に、対話と説明による徹底した情報共有を図る」としている。
コロナ禍よりどのように立ち直っていくのか、いま地域産業の低迷、そして著しい人口減少という危機的な社会情勢にあって、地域を維持・発展させていくためには、何よりも市民自身が主体となって市と協働してまちづくりを担っていくことにある。
そのためにもコロナ禍で著しく停滞した町会活動や地域福祉活動を含め地域コミュニティの活性化は引き続き重要な課題です。またそれ以外にも今後の市行財政運営の全般にあたって、市民と協働する取り組みを様々な施策等に具体的に反映させていく必要がある。
今回の代表質問はそうした観点から、いくつかの視点で取り上げているが、まず初めに2期目の4年間を通じて、市民と協働のまちづくりの視点をどのように市政運営に反映させていこうとしているのか伺う。

【市長 答弁】今後の行政サービスを維持するためには、人口問題と真摯に向き合い、まちづくりに与える絵協なども踏まえ、市民と行政が共に考え、共に行動し、一丸となった市政の推進が必要。
少子高齢化が進展する中、地域のきずなづくりが重要性を増している。市民誰もが安全で安心して暮らせる地域社会を構築するうえで、支え合いや助け合い、声掛け、見守りなど地域コミュニティの役割はますます重要になる。
これまで市民団体の自主性や自立性に配慮し、町会などとも連携し、地域コミュニティの活性化を図ってきたが、今後もまちづくりの基盤となる人材の育成や市民参画の推進に努め、市民誰もが住み慣れた根室でいきいきと暮らすことが出来るまちの実現をめざす。


2.物価高・コロナ対策について
(1)次年度以降の財源対策の考え方について
根室市の新型コロナ対策は、小規模な自治体として住民の声が届きやすいという利点を活かし、市職員がそれぞれの創意工夫のもと、誰もが目に「見える」形での計画性を示し、加えて、その時々の情勢や課題に応じた柔軟な対応を行うという両方の視点から各施策が執行されてきた。
ただ、これまでの施策推進を支えていたのは、国からの数度にわたる交付金や、ふるさと応援寄付金を中心と一定の財源が確保されてきたことも大きな要因の一つ。
市の「緊急経済対策展開計画」は物価高騰対策も含め20243月まで延長されたが、ウクライナ問題や円安をはじめ様々な世界的な要因から燃料・物価等高騰の影響は今後も続く恐れがある。住民生活を守るための支援対策やまたコロナから立ち直って「経済活動回復」させていくための取り組みは、次年度においても重要課題。
次年度以降の財源対策について現時点ではどのように想定しているか。

【市長 答弁】
国は物価高騰などの経済情勢の変化に対応するため、電力・ガス・食料品など価格高騰緊急支援給付金や地方創生臨時交付金の増額を図るなど、地域の生活・経済の厳しい現状を踏まえた対策が進められている。
あわせて現在、(国では)総合経済対策として2022年度第2次補正予算案の検討が進められている。
市として今後も市中経済や市民生活の動向を慎重に見極め、市民や事業者が求める支援策を迅速かつ機動的に講じていくこととしている。必要となる財源は国の経済対策を基軸としつつ柔軟に対応する。

3.産業・経済対策について
(1)市内の労働人口の医事・確保対策について
8月の根室管内の有効求人倍率が2.25倍と高い水準で推移している。根室市内では生産年齢人口がこの10年間で4,000人以上も減少しており、急激な人口減少の中、また現在働いている方々についても高年齢化が進んでいる状況であり、産業の担い手や働く人々をどのように維持・確保していくのか、引き続きの大きな課題。
これまで根室市総合戦略や産業振興ビジョン等に基づき地域の人材確保のための各事業が位置づけられ、各産業分野における個別施策のほか雇用対策協議会やなでしこ応援など民間事業所と協働した取り組みを進めてきた。しかし専門職に絞った就学資金貸付など一部の施策を除き十分な成果として結びつけることが困難な状況が続いている。
これまでの施策や取り組み内容について必要に応じて見直しを図りつつ、全体としてさらに拡充させていく必要がある。施策の対象はUIターンか、地元高校卒業生への支援かを問わず、また既に他市町村が先進的に実施している住宅支援(賃貸の助成・中古リフォーム費用支援など)や奨学金返済支援など新たな対策の実現可能性を含め研究し、総合的な施策パッケージ的に取りまとめていくよう検討するべき。
施策はあくまでも人を呼び込むためのツールの一つであり、同時に行政あるいは実施団体として、それらの施策を市内外に効果的に発信し、必要な人に効果的に届けるための力を伸ばしていくことも重要。

【市長 答弁】根室公共職業安定所本所受付分の有効求人倍率で、令和1年8月に1.92倍から令和4年8月で2.42倍となり、この3年間で0.5ポイント増加している。
市としてこれまで若年者等の雇用促進支援、働きたい女性への支援、市内新規学卒者の地元就職の推進や、都市部での合同就職説明会開催など人材確保に向けた取り組みを推進し、一定の効果があったものと認識している。その一方で、日本全体の課題である少子化や都市部への人口集中の波には打ち勝てない状況。
当市の人材確保対策事業の充実化を図るべく、現在、奨学金返還支援や資格取得支援の制度創設に取り組んでおり、今後においても市内外への情報発信力の強化も含め、様々な検討を行うなど、労働人口の確保対策に努める。



2022年10月18日火曜日

2022年 根室市議会 10月定例月議会 代表質問・一般質問の項目

2022年根室市議会10月定例月議会で行われる、日本共産党根室市議会議員団の代表質問・一般質問の項目は以下の通りです

10月25日(火)
 代表質問 4会派 創新 → 日本共産党 → 市民クラブ → 市政クラブ
10月26日(水)
 代表質問 2会派 大地 → 会派 紬
 一般質問 3名  西田議員 → 鈴木議員 → 久保田議員

【通告した代表質問・一般質問の項目】
10月25日(火)代表質問 橋本 竜一

1.市民との協働のまちづくりについて
2.物価高・コロナ対策について
(1)次年度以降の財源対策の考え方について
3.産業・経済対策について
(1)市内の労働人口の維持・確保対策について
4.子育て支援・医療・福祉の充実について
(1)障がい者支援施設をはじめとする福祉関連施設の整備の方向性について
 ①施設の建設整備に対する市の財政負担について
 ②老朽化する各施設への対応について
(2)子育て支援について
 ①子育て世代包括支援センター等の取り組みについて
 ②民間事業所と一体になった子育て支援施策の推進について
 (ア)0~2歳児・保育料の減免制度について
 (イ)ファミリーサポートセンターについて
(3)地域医療等の推進について
 ①市立根室病院の医療活動等について
 (ア)在宅医療の取り組み状況について
 (イ)市立根室病院における産後ケアの実施について
 (ウ)市立根室病院の職員と地域住民との懇談等の場について
 ②コロナ禍等における保健予防活動の推進について
 ③行政、医療機関はじめ関係団体、市民が一体となって地域医療全体を考える場について
5. 教育・文化について
(1)老朽化する学校施設の整備について
 ①市内の小・中学校施設の現状に対する市長の認識について
 ②学校教育施設の整備・修繕等に関する市長の考えについて
6.防災・減災対策について
(1)災害時の避難行動要支援者の対策等について
7.領土問題について
(1)隣接地域の振興対策について
8.平和に関する諸問題について
(1)非核平和都市宣言を活かした取り組みの推進について
 ①根室市における基本的な考え方と計画的な取り組みの推進について
 ②戦争遺産に対する市行政の考え方について
(2)「土地利用規制法」について

10月26日(水)一般質問 鈴木 一彦 議員

1.市長の「国葬」出席について
2.投資における義務教育学校の現状と今後の方向性について







2022年10月13日木曜日

2022年 根室市議会 10月定例月議会 所信表明や監査委員の選任が行われました

2022年10月13日

根室市議会10月定例月議会がはじまりました
今年9月に2期目の再選となった石垣市長により、今後4年間にわたる市政執行の「所信表明」演説が行われました
この所信表明に対し、25日と26日に各会派の代表質問と各議員の一般質問が行われます

また人事案件として、これまで根室市の監査委員を2期8年を務めてこられた中本明氏が10月20日で任期満了となり、後任の監査委員として宮野裕行氏宮野裕行氏が選任されました





根室市内の小・中併置校を次年度から順次、義務教育学校へ転換する方針

2022年9月9日

根室市議会の文教厚生常任委員会は委員会協議会を開催し、根室市教育委員会から市立の小中併置校を次年度から順次、義務教育学校として開設していく方針について説明を受けました

根室市内では2020年度(令和2年度)から歯舞小学校と中学校を、義務教育学校「歯舞学園」として開設しています
その歯舞学園のこれまでの経過や実績をふまえて、
2023年度(令和5年度)に、施設整備等が比較的小規模で済む海星小学校と海星中学校を義務教育学校とし、
また2024年度(令和6年度)からは、校舎の改築を検討している厚床小学校と中学校を、
さらに今年度に移転の設計をおこなっている落石中学校と落石小学校について、それぞれ義務教育学校として開設するための協議を進めて行く、としています

市教育委員会から義務教育学校の概要や歯舞学園の取り組み状況について説明をうけました
9年間を見通した連続性のある学びを確立することにより、入学時から「15歳になった子どもの姿」を学校の教職員と地域が一緒になって共有して教育にあたること。新学習指導要領がめざす目標の達成には義務教育学校の制度が一番適していると説明していました
また中学校教員の小学校への乗り入れなど教科担任制の導入により専門性の高い指導が行われ、歯舞学園では標準学力テストの成績が一部の科目で伸びているそうです

各委員からは「そんなに良いモノなら小中併置校だけでなく、市街地域も含めた市全体で計画を立てて、小中一貫教育や義務教育学校化に向けて早急に進めるべき」といった趣旨の意見がだされていました

しかし義務教育学校は制度として出来たばかりの学校種であり、その教育効果や子ども達の発達にどのような変化・影響がみられるのかについては、今後についても検証がすすめられるべきものと思います

現時点では、協議会内の意見交換で教育長も話していましたが「各地域の中で核となる学校を残す」ために、それも児童生徒にとってより良い教育環境をつくるシステムとして義務教育学校を導入するということであれば、根室のような過疎地域においては必要な対策かもしれません
一方で校則や定期考査など中学校型の管理教育を、従来の小学校に相当する学年にも広げてくるのでは、という疑問はあります

委員会協議会の質疑において各委員から「そんないいモノなら市全体で計画を立てて(急いで?)市街地の学校でも進めるべき」という趣旨の意見もだされていました
しかし埼玉や東京でやられているように、学校統廃合を急速に進める手段として小中一貫教育・義務教育学校を利用することがあってはなりません

いずれにしても学校教育職員、保護者や地域の方々への十分な情報提供と話し合いのもと、また児童・生徒の考えなども十分に聞きながら、検討していく必要があると思います

2023年度に義務教育学校として開設することが検討されている海星小中学校

2022年10月10日月曜日

2022年 根室市議会 10月定例月議会 日程

2022年10月6日

2022年根室市議会「10月定例月議会」が13日からはじまります
13日には2期目となる石垣雅敏市長の所信表明演説が行われ、その後25日から各議員が市政全般について論戦を交わします
10月定例月議会の日程は以下の通りです

10月13日(木)10時~ 本会議
 「所信表明」の報告など

10月25日(火)10時~ 本会議
 代表質問 〇会派(日本共産党からは、橋本が行う予定です)

10月26日(水)10時~ 本会議
 一般質問 〇人(日本共産党からは、鈴木議員が行う予定です)

10月27日(木)
 10時~ 総務経済常任委員会(鈴木議員が所属)
 14時~ 文教厚生常任委員会(橋本が所属)

10月28日(金)
 10時~ 補正予算審査特別委員会
 17時~ 本会議

10月31日(月)10時~ 決算審査特別委員会
 一般会計(議会、総務、消防)
 各事業・特別会計(港湾、流通加工、水道、下水道、農業用水)

11月01日(火)10時~ 決算審査特別委員会
 一般会計(民生、衛生、土木)
 各事業・特別会計(病院)

11月02日(水)10時~ 決算審査特別委員会
 一般会計(労働、農林水産業、商工)
 各事業・特別会計(交通共済、国保、介護保険、後期高齢者医療)

11月04日(金)10時~ 決算審査特別委員会
 一般会計(教育、公債費~予備費、歳入)

11月08日(火)10時~ 本会議
 各議案などの採決
 意見書案の採決
10月9日 3年ぶりの開催に多くの人で賑わう根室さんま祭り




2022年10月6日木曜日

令和4年 根室市議会 10月開会議会

2022年10月6日

根室市議会は2022年の「開会議会」を開催しました
根室市議会は定例会が年1回の「通年議会」のような形態をとっており、2022年の会期は本日10月6日から来年(2023年)8月31日までの330日間となりました

例年は9月に開会議会としていましたが、今年は市長選挙が行われたため1か月ほど遅れての開会となりました

開会議会の人事案件では、10月12日で任期満了となる竹本勝哉副市長が、議会の同意により再任されました

あわせて新型コロナワクチン接種に関して、オミクロン株対応2価ワクチンを接種するための追加補正予算1億2,952万3,000円が全会一致で可決しました
オミクロン株対応のワクチンは、根室市内では9月下旬頃から60歳以上の方等へ接種がされています
今後は12歳以上59歳以下の方の接種分が約12,000人分と60歳以上の方等の5回目の接種分が約8,000人分と想定されています
市によると59歳以下の方の接種については11月中旬ごろ開始を想定しているそうです

なお10/5に新たに国が承認した生後6か月~4歳未満の子どもへの接種について、根室市でどのような対応になるか、現時点で言及されていません。
これまで根室市では5歳から11歳までの小児の接種は集団接種ではなく、小児科における個別接種となっていたため、同様の対応となるものと考えられ
ただ、これから冬の時期にかけてインフルエンザワクチンやその他のワクチン接種も含めて対応が求められており、調整される医療機関や行政など関係者の皆様のご苦労に感謝申し上げます。



2022年10月4日火曜日

今年のインフルエンザワクチンの状況は?

2022年10月4日

2年間コロナの影響なのかどうかわかりませんが、冬のインフルエンザの流行がみられませんでした。
しかし今年はインフルエンザが早期に流行、またコロナと同時に流行するのではないかとも報道では指摘されています
こうした中、市内でもインフルエンザワクチン接種の予約がはじまりました

聞くところによると市立根室病院では、内科・小児科ともに1日で予防接種の予約枠がいっぱいに。
今後については、追加で注文しているワクチンが納入されれば予約を再開するそうですが、10/4時点で時期は未だわからないと病院の担当課は言います

深刻なワクチン不足に陥った昨年や一昨年と異なり、厚労省によると過去5年間で最大量(約6300万人分)のワクチンを供給予定としていますが、流行の恐れから需要もかなり伸びるのではないかと考えられます

また昨年、市内で唯一の小児科診療所が閉院。小児の接種が市立根室病院に集中する形になりました。
こうしたことから市内の各医療機関では従来よりも接種対象を広げて、これまで小児科で対応してきた年齢の方の受け入れを一部行うところもあるそうです
ただ、十分な対応となるかどうか、現時点では未だ不透明な状況です

予約受付の終了を周知する市立根室病院のホームページ