2017年1月7日土曜日

2016年 根室市議会12月定例月議会 一般質問 2/5

2016年12月13日に、根室市議会12月定例月議会で行われた、橋本の一般質問の内容を一部抜粋・要約および再構成して、ご報告いたします(つづき)


1.地域福祉に関する課題について

(2)地域住民の活動と行政との協働のあり方について

( 橋本 質問 )
 根室市の第9期総合計画で、基本構想の推進方針のひとつとして地域コミュニティ活動の推進を掲げ、町会活動への支援とあわせて、社会的弱者が孤立しないようボランティア団体など地域住民の活動を活性化させ、関係団体などが連携協力しつながりあう地域社会の構築をすすめようとしている。
 ボランティアなど市民による活動は多種多様な分野・地域にわたって必要だが、中でもとりわけ高齢社会への対応は急務。現在市の主導により高齢者見守りボランティアなどの登録もすすめられているが、今後地域包括ケアシステムに欠かすことができないボランティア団体など市民活動の現状と課題について伺う。

( 市長 答弁 )
 地域包括ケアシステム構築に向けた取組みでは、地域で高齢者を支える環境づくりを目的に、今年度、新たに「高齢者見守りボランティア事業」を実施。12月1日現在、団体で3町会、個人で58名の登録。8月にボランティアの進め方や個人情報の取扱いなどの研修会を開催した。
 現状と課題は、ボランティア登録者の72%が60歳以上で、30歳代では3.4%、20歳代では登録者がいないという現状。今後、幼少期からの高齢者との触れ合いや、中高生を対象としたボランティア体験などを通し、若い世代の参画につなげる環境の醸成や、活動の中枢を担う団体育成などの取組みが必要であると考えている。

( 橋本 再質問 )
 高齢者福祉・介護の分野においては、総合事業への対応を見据えた観点からも、それぞれの地域で様々な団体が、独自に多種多様な実践を行うことを広げていくことが重要。
しかしながら地域の自発的な発展を待つだけでは、いま求められているスピードに対応していくことは難しく、市行政あるいは社協など関係する機関がこれまで以上の積極的な関わり・働きかけを作っていく必要があるのではないか。
 ボランティアなど地域の住民団体の組織化推進あるいは活動促進へ向け、行政として何を重点とした取り組みをすすめていくのか。

( 市長 再答弁 )
 先ほど答弁した若い世代の参加に繋げる環境の醸成とあわせ、希薄化している地域コミュニティ活動活性化への取り組みが重要。
 町会連合会や社会福祉協議会などの関係団体と連携を図りすすめていく。

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